こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
私がブログを始めて1年半。
これまで渾身の記事を70記事以上書いてきました。
その結果、累計で5桁を達成することができました。
アクセスが多く集まれば、
- 記事を書くモチベーションが上がる
- ブログで稼ぐことも可能
ですが、時間をかけさえすれば集客ができるわけではありません。
集客経路を理解し、集客するコツを押さえて記事を書く必要があります。
そこで今回は、以下の内容を解説していきます。
この記事を読めば、より多くの読者に読んでもらえるコツを押さえることができ、ブログ集客につながるブログ記事の書き方を身に付けることができますよ。
では、さっそく始めましょう!
ブログ集客のための3つの下準備
ブログ集客のコツを解説する前に、「ブログ集客」をするために事前にやっておくべきことをご紹介します。
ブログ集客を増やすためにやるべき3つの下準備
順番に解説します。
需要のあるジャンルを選ぶ
ブログ集客で一番重要なのは需要のあるジャンルを選ぶことです。
なぜなら、需要がほとんどないジャンルでブログを運営しても誰もブログへ訪れてくれないからです。
集客するためには需要が必須なんですね!
そこで、ジャンルを決める場合は次の手順をおすすめします。
- 需要のあるジャンルをピックアップする
- ピックアップしたジャンルの中から「自分の専門性を発揮できる」または「長く継続できるジャンル」を選ぶようにする
「2.」の手順をとる理由は以下の通りです。
- 専門性が発揮できればGoogleからの評価が高まり上位表示されて集客がしやすい。
- 十分にブログ集客できるようになるためには、最短でも半年から1年はかかる。
たとえば、当ブログはブログジャンルで「ブログの始め方」「ブログの書き方」「ブログの稼ぎ方」などをテーマに運営しています。
- 「ブログ」ジャンルは需要がある
- 報酬単価が高い案件がある
- 「学びつつ情報発信する」というスタイルが自分に合っている
- 最低2年は継続する自信がある
これがブログジャンルを選んだ理由です。
最も重要なのは、選ぶジャンルに「需要があるか」を事前にしっかり確認するということです。
WordPressでブログを開設する
「検索エンジンでの集客を増やしたい」という方は、「WordPress」でブログを作りましょう。
WordPressは、SEO(検索エンジンで上位表示させる施策)に強いので、トップブロガーは皆利用しています。
実際、Matt Cutts(マットカッツ)というGoogleの検索エンジン部門の責任者は、WordPressがGoogle検索におけるSEOに効果のあるということを公認しています。
“WordPress is a great choice. WordPress automatically solves a ton of SEO issues. WordPress takes care of 80-90% of Search Engine Optimization”
SEOにとってワードプレスはとても良い選択です。ワードプレスを使用するだけで、SEOについての80-90%の問題を自動的に対応してくれます。
Matt Cutts、「WordCamp San Francisco 2009」での講演映像より抜粋
WordPressではなく、無料ブログサービスの選択肢もあります。
しかし、無料ブログサービスには集客に関するデメリット以外にもリスクがあります。
無料ブログのデメリット
- SEOのブログ集客には弱い
- サービス終了のリスクがある
- アカウント削除のリスクがある
- 広告・デザインの制限が多い
なので「ブログ集客したい」ならWordPress一択です。
WordPressは初心者でも10分でブログが開設できるので【初心者でも最短10分で!】WordPressブログの始め方【ConoHa WING】を参考にブログを作ってみてください。
デザインテーマを導入する
下準備として最後にやっておきたいのは、デザインテーマを導入することです。
特に「集客を伸ばしたい」という方には有料テーマの導入をおすすめします。
有料テーマを導入すれば、ブログデザインを簡単に整えることができるとともに、集客に役立つさまざまな機能も活用できるからです。
新規の読者にとって、コンテンツの質の高さと「ブログの見栄え」の良さはそのブログに対する信頼性に直結します。
信頼性を感じた新規の読者は再度ブログを訪れ、安定的なブログ集客を支える大切なリピーターへと育ってくれます。
そこで、新規の読者がブログに来た時に「このブログは記事の質もいいし、デザインもしっかりしていて信頼できそう」と感じてもらえるように、記事の質を高めるとともにデザインも整えておきましょう。
おすすめのテーマについては、【2023年】WordPressおすすめテーマ8選【有料・無料】メリットやデメリット、選び方を解説で詳しく解説してますので、参考にご覧ください。
また、当ブログではswellという有料のデザインテーマを使用しています。
swellは以下のような集客に役立つ多くの機能を備えています。
- SEO対策
- ページロードの高速化
- モバイル対応
- 使いやすいエディタ
- 自由なデザインカスタマイズ
swellについてはWordPressテーマSWELLの評判とレビューを徹底解説!【初心者に最もおすすめ】で解説していますので、参考にご覧ください。
続いて、ブログ集客を増やすためのコツについて紹介していきます。
ブログ集客を増やすコツ7つ
ブログ集客を増やすためには、記事をたくさん書くことが必要です。でも、単に記事を量産すればいいというわけではありません。
そこで、ここからは、多くの読者を集めることのできるブログ記事を書くコツを紹介します。
以下に一つずつ深掘りしていきます。
1.一記事で狙うキーワードは1つにする
記事を書く場合には、1記事に対して必ず1つのキーワードで記事を書きましょう。
なぜなら、1つの記事にキーワードを2つも3つも詰め込んでしまうと、ポイントを絞れないためテーマがぼけてしまい、読者にとって読みづらい記事になってしまうからです。
ポイントが絞れない記事は、検索エンジンも内容が理解できずSEO上悪影響を及ぼしかねません。
たとえば、「ブログ記事 書き方 コツ」「ブログ 収益化 コツ」という2つのキーワードで1つの記事を書いてしまうと、読者は書かれたコツが「記事の書き方」のコツなのか「ブログ収益化」のコツなのか判断できず混乱してしまいます。
また、検索エンジンもどちらのキーワードで評価したらよいのか迷ってしまい、最悪どちらのキーワードでも評価されないという結果にもなりかねません。
なので、「1つの記事を執筆する場合には、1つのキーワードに絞って書くことを徹底しましょう」というのが1つ目のコツになります。
キーワード選定の手順については、【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方7つの手順【選ぶコツも解説】で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
2.読者の抱える疑問・悩みの解消に注力する
ブログ記事は、読者が抱えている疑問・悩みを解消することに注力しましょう。
読者が抱える疑問・悩みを解決できれば、読者の満足度が高まりブログ集客にプラスに働くからです。
たとえば、読者が抱える疑問・悩みを解決できればこんなことが起きてきます。
- 読者の滞在時間が長くなりSEO評価が上がる
- 読者がブログに信頼感を持ち再び訪れてくれる
- 読者から被リンクされる
SEO評価が上がれば、ブログ記事の検索順位が上がり、より多くの読者が集まり・・・と少しづつ集客が増えてきます。
また、稼ぐブログを運営していれば、記事を読んで満足し信頼感を持った読者が、記事で紹介する商品を進んで購入してくれる可能性も出てきます。
読者の満足度を高めるため、次のことに注力しましょう。
- 読者の疑問・悩みを明示して共感する
- 読者が欲しい情報をわかりやすく説明する
- 読者の期待している以上の情報を提供する
というわけで、品質の高いブログ記事を読者に提供することで、読者の疑問・悩みを解消し読者の満足度を高めましょう。
品質の高いブログ記事を書くための具体的テクニックは、【初心者向け】読まれるブログ記事の書き方【6つの手順と14のコツ】で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
3.クリックしたくなるタイトルにする
3つ目のコツは、クリックしたくなるタイトルをつけるということです。
ブログ集客を増やすためには、検索結果でタイトルが読者にクリックされてブログ記事へ訪れてもらう必要があるからです。
クリックされるタイトルにするために意識すべきコツは以下の通りです。
- タイトルには必ずキーワードを入れる
- 具体的な数字、記号を使う
- 読んだ後に実現できる未来を提示する
- 記事の内容が分かるように表現する
たとえば具体的な数字を使ったタイトルとしては、
- おすすめ7選
- 手順5ステップ
- メリット3つ
などの表現がよく使われます。
タイトルを工夫すれば、PV数が増えるのはもちろん、SEOにも良い効果が出る可能性があります。
検索上位に表示される記事のタイトルには、クリックしたくなるタイトルにするヒントが満載なので、競合分析をする際にはタイトルも参考にしましょう。
タイトルの付け方については、【初心者必見!】読まれる魅力的な記事タイトルの付け方 5つのコツを参考にご覧ください。
4.ブログの専門性を高める
ブログ集客を増やすためには、ブログの専門性(Expertise)を高めることも重要です。
専門性(Expertise)とは以下のことを指します。
- ブログが特定の分野に特化していること
- 専門的な情報を提供していること(内容が深く、正確)
そのテーマに詳しいという根拠や、経験があることをブログ記事で明示できれば、ブログ自体への信頼性が増しより多くの読者をひきつけることができます。
たとえば次の点を自己紹介でアピールできれば、ブログへの信頼性が増し多くの読者を惹きつけることが可能です。
- テーマに関する資格を持っている
- テーマに関連する職種に就いている
- テーマに関する本を20冊以上読んだ
- 実際に商品やサービスを長い間使用している
また、特化ブログを運営し記事を積み重ねることで、ブログ全体の専門性も高まります。
このようにして高めた専門性は、Googleがコンテンツの質を評価する指標として重視しています。
専門性が高いと、検索順位に良い影響をおよぼしその結果、ブログ集客にもつながるというわけです。
要するに、「ブログ集客を増やすために、専門性を高める努力をしよう!」ということです。
5.関連性の高い記事を準備する
ブログ集客を増やす5つ目のコツは、ひとつの記事に対して関連性の高い記事を準備し、内部リンクで相互に貼るということです。
読者がひとつの記事を読んでいくなかで、読者が「もっと深く知りたい」と感じるような関連性の高い記事が内部リンクで紹介されていたら、読者はついつい読んでしまいます。
たとえば、「バリ島の観光スポットガイド」という記事の中で以下の記事を内部リンクで貼っておきます。
- 関連記事:バリ島のアウトドアアクティビティガイド
- 関連記事:バリ島のおいしい料理とレストランガイド
❶の記事でいえば、読者が冒険好きな人だと、トレッキング、サーフィン、ラフティングといったアクティビティを紹介した記事が関連記事であれば読みたくなりますよね。
❷の記事であれば、食に興味があり、伝統的なバリ料理から国際的な料理を食したいと思っている読者のニーズを満たし満足度を高めることができます。
このように、ひとつの記事に対して関連性の高い記事を内部リンクで相互に貼っておくと、読者の満足度を高めるとともに、SEOにもプラスに働きます。
繰り返しになりますが、記事を執筆するときは、関連性の高い記事を準備し内部リンクで相互で貼るようにしましょう。
6.UXに優れたブログにする
ブログ集客を増やすための6つめのコツは、「ユーザーエクスペリエンス(UX)が優れたブログにしましょう」ということです。
ユーザーエクスペリエンスとは、ブログを利用したことで得られるユーザー体験(ユーザーが感じる使いやすさ、感動、印象などの体験)のことを意味し、「UX」(User Experienceの略)とも呼ばれます。
たとえば、ブログを読んで以下のような感想を持つことがあります。
- テンプレートが豊富で使いやすいブログだった
- ブログのデザインが見やすかった
- 文章がとても分かりやすかった
- 知りたい情報を見つけやすいブログだった
- 気になる関連記事が内部リンクで紹介されていた
ユーザーエクスペリエンス(UX)とはこういった、ブログを利用した体験・経験のことをいいます。
ユーザーエクスペリエンスが優れているブログは、読者がスムーズに読み進めることができるので、読者の満足度が高まります。
というわけで、6つ目のコツは「ユーザーエクスペリエンス(UX)に優れたブログになるよう意識しましょう」ということです。
7.迷ったら読者を優先する
最後のコツは「迷ったら、読者を優先する」ということです。
ブログ運営しているといろんな選択に迫られます。
- 広告を貼るか貼らないか
- どんな商品・サービスを紹介するか
- デメリットは書くべきか否か
- デザインテーマは何にするか
上記にあげただけにとどまらず、ブロガーはいろんなことを決めながらブログ運営をしています。
しかし、選択の基準はたった一つしかありません。
それは、
「読者にとってメリットがある方を選択する」
ということです。
読者を優先すれば、回りまわってきっとあなたにメリットが巡ってきます。
大切なことは、あなたが迷ったときには、あなた自身が読者の立場に立ってみて、読者にとってメリットのある方を選択するということです。
これを忘れずブログ運営をしていきましょう。
以上が集客を増やすためのコツでした。
続いてブログ集客でよくある失敗例も見ていきましょう。
ブログ集客の失敗例
ブログ集客がうまくいかず失敗することは結構あります。
そんなブログ集客によくある3つの失敗例を見ていきましょう。
広告や売込みが多い
失敗例の1つ目は、ブログでの売込みをしすぎている場合です。
ブログに広告がベタベタ貼ってあると、読者に嫌がれます。
というのも、広告は購入意欲のない読者にとっては意味のない情報で、読者に不快な印象を与えてしまう可能性もあるからです。
読者は自分の悩みや疑問を解決しようと記事に訪れたのに、広告ばかりで欲しい情報がないので、「この記事、役に立たないな…」と、他の記事へと離れていってしまいます。
ブログ集客を増やすためには、広告や売込みは後回しにすべきです。
まずは読者に信頼され満足を提供できるブログづくりに注力しましょう。
要するに、読者から信頼を得ていないのに、広告ばかりが貼ってあるブログは、読者に信用されずブログ集客の失敗につながるということです。
思考停止で毎日更新する
ブログ記事を思考停止で毎日更新してもブログ集客は増えません。
ブログ集客を増やすためには更新頻度よりも、記事の品質が大切だからです。
一番まずいのは毎日更新が目標となってしまい、記事の品質がおろそかになってしまうことです。
いくら記事数が多く更新頻度が高いブログでも、中身がなければ読者に満足してもらえず、読者の信頼を得る事はできません。
要するに、質の低い記事を思考停止で量産しても結果はついてこず、ブログ集客に失敗してしまうということです。
逆に「品質の良い記事を書かなくてはいけない」と意識しすぎて更新が止まってしまうのは本末転倒ですが、ブログ集客を増やすためには、ブログ記事のクオリティを高めることが最も重要です。
デザインや装飾にこだわりすぎる
ブログのデザインやブログ記事の読みやすい装飾は大切ですが、こだわりすぎは良くありません。
というのも、時間をかけてブログデザインや文章の装飾にこだわっても、ブログ集客にはほとんど影響しないからです。
デザインや装飾は、シンプルで見やすいのが一番です。
その意味では、ブログを開設したと同時に下準備で説明したデザインテーマを導入するのが、手っ取り早いですね。
初心者のうちはデザインテーマを導入してデザインを整え、デザインや装飾にかける時間をブログ記事の執筆に充てるようにしましょう。
デザインテーマについては下準備でもご紹介しましたが、【2023年】WordPressおすすめテーマ8選【有料・無料】メリットやデメリット、選び方を解説で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
以上、ブログ集客でよくある失敗例でした。
続いてはブログ集客の手段であるチャネルについて解説します
ブログ集客の5つのチャネル
ここまで、主にブログ集客を増やすためのコツと失敗例についてお話してきましたが、ここからはブログで集客する手段である集客チャネル(経路)について詳しく説明していきます。
集客チャネルには主に5つ経路があります。
以下に順番に説明します。
SEO(検索エンジン経由)
ブログ記事をGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索上位に表示させるための施策のことをいいます。
成功しているブログ集客の内訳を確認すると、実は70%~90%が検索エンジンからのアクセスです。
つまり、ブログ集客で最も重要なのはSEOで、SEOを攻略できればブログ集客もうまくいくということです。
一方、2023年9月現在の日本の検索エンジンのシェアーは以下の通りとなっています。
- 第1位:Google 77.74%
- 第2位 Yahoo! 13.29%
- 第3位 Bing 7.94%
- 第4位 DuckDuckGo 0.34%
- 第5位 YANDEX 0.24%
検索エンジンの市場シェアーは上記の通りですが、Yahoo!がGoogleの検索アルゴリズムを採用しているので、Googleの検索エンジン対策を実施すれば、Yahoo!の対策も行えます。
つまり、Googleで上位にランクインできれば、市場の91%を獲得したといっても言い過ぎではないでしょう。
具体的にSEOでどのように集客を進めればいいかを次に解説します。
具体的なSEOでの集客の手順は以下の通りです。
1.キーワードを選定する
まず手始めに、読者が検索するであろうキーワードを選定します。
というのも、読者が検索窓に入力するキーワードには読者の疑問や悩みが凝縮されているからです。
読者の満足度を高める記事を書くためにも、読者の疑問や悩みが凝縮されたキーワードを選定することが最初に必要になります。
- ずはラッコキーワードを使って、キーワードサジェストキーワードを抽出します。
- サジェストキーワードを抽出したらGoogleキーワードプランナーで検索ボリュームを調査します。
- 検索ボリュームが50~500程度のロングテールキーワードから狙うキーワードを決めましょう。
キーワード選定の手順については、【初心者向け】SEOキーワード選定のやり方7つの手順【選ぶコツも解説】で詳しく説明していますので、参考にご覧ください。
2.キーワードを狙って記事を執筆する
キーワードを決めたら、そのキーワードを狙って記事を執筆していきます。
記事を執筆するうえで意識することは次の4つです。
- 読者のニーズに的確に答え読者を満足させること
- キーワード・関連キーワード・共起語をタイトル、見出し、メタディスクリプション、本文に適度に入れること
- わかりやすい文章を心がけること
- 読みやすい装飾にすること
ブログ記事の書き方については、【初心者向け】読まれるブログ記事の書き方【6つの手順と14のコツ】で詳しく説明していますので、参考にご覧ください。
3.インデックス登録する
記事を公開したら、Googleサーチコンソールを使って、インデックス登録しましょう。
- GoogleサーチコンソールのURL検査で、Google検索のクローラーに対し記事を公開したことを伝えます。
- クローラーはブログ記事に訪れ情報を収集します。
- クローラーは収集した情報をデータベースに登録します。
この一連の流れをインデックス登録といいます。
インデックス登録の手順は以下の通りです。
Googleサーチコンソールのホーム画面の検索バーにインデックス登録したい記事のURLを入力しEnterキーを押します。
「URLがGoogleに登録されてません」と表示されるので「インデックス登録をリクエスト」をクリックして登録申請をします。
以下のように「インデックス登録をリクエスト済み」にチェックが入っていれば登録は完了です。
なお、Googleサーチコンソールをまだ導入したいない方は、【初心者向け!】Googleサーチコンソールの導入・使い方【画像で解説】を参考に導入してみてください。
4.ツールで検索順位をチェックする
ブログ記事のインデックス登録が完了したら、検索順位チェックツールに狙ったキーワードを登録して順位をチェックしましょう。
キーワードを登録するのは、キーワードを狙った記事の検索順位をチェックしてリライトに活かすためです。
なぜリライトをするのか?
ブログ記事は新規公開するだけでは上位表示されるのは難しく、何度もリライトして初めて上位表示されるようになるからです。
サーチコンソールでも順位の確認はできますが、記事数が多くなればなるほど効率が悪くなるので、検索順位チェックツールの活用がおすすめです。
検索順位チェックツールはいろいろありますが、本ブログでも利用している「GRC」が使いやすさもコスパもよくおすすめです。
GRCの使い勝手については、GRCの口コミ・評判からまとめたメリット・デメリット!GRCを使う私がレビューで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
5.リライトする
ブログ記事は公開してから3か月ほどすると検索順位が安定してきます。
検索順位チェックツールで検索順位をチェックし20位~50位に位置する記事についてはリライトを考えましょう。
リライトのポイントは次の2つです
- 上位記事にあって自分の記事にない情報を付け加える
- 経験談・体験談を記事に盛り込んで独自性を高める
特に20位~30位の記事はリライトしてTOP10を目指しましょう。
10位以内になるとブログ集客が大きく増えますよ!
ブログ記事のリライトについては、【SEOに効果】ブログ記事のリライトのやり方!注意点やタイミングも解説で詳しく解説していますので参考にご覧ください。
SNS(ソーシャルメディア経由)
ブログへの流入経路で外せないのはSNS(ソーシャルメディア)からの流入です。
SEO対策がブログ集客には最も重要であることは間違いありませんが、
SEOに過度に依存すると次のようなリスクがあります。
- アルゴリズムの変更で順位が大きく変動する
- 順位を上げるのに労力や時間がかかる
そこで、ブロガーが活路を見出したのがTwitterやInstagram、YoutubeといったSNS経由の集客です。
SNSには下記のようにデメリットもあるものの、個人が検索エンジンに頼らずに集客できるツールは今のところSNS以外には見当たりません。
ブログ運用しているSNS利用者からフォローをしてもらえるSNS運用ができればブログ集客に効果的です。
また、SNSの発信やブログ記事、ブログ名がシュアーされるなどの「サイテーション」をしてもらえるようになれば、SEOに好影響を与えます。
サイテーションとは「言及」「引用」という意味です。SEOにおけるサイテーションは、「ブログ名が他サイトに掲載される、SNSで言及されたりシェアされること」を指します。
Twitterの運用方法については下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
関連記事:(準備中)
広告
広告もブログ集客の流入経路のひとつです。
広告の種類
- リスティング広告
- SNS広告
検索エンジンで読者が検索したキーワードに連携して表示される広告です。Googleの検索結果の上部や下部に「広告」「PR」などの表記とともに表示されます。
ただし、広告の場合はSEOやSNSとは違いコストがかかります。
また、広告を出したからといって必ず成果が出るわけでもありません。
特に個人ブロガーが広告を出すのはかなり非効率になります。
というのも、個人ブロガーが広告を出して集客するということは、お金を出して読者を買ってることになり、広告費を上回る収益がない場合は赤字になってしまうからです。
というわけで、個人ブロガーで広告を使って集客している人はかなり稀です。
しかし、よほどの特単をもらっている場合はその限りではなく、ひとつの有力な集客手段になるといえます。
被リンク
他のブログやサイトからリンクを受けることをいいます。
検索エンジンはブログ記事の評価をするとき「被リンク」を重要な指標にしており、同じジャンルの信頼性の高いサイトからの被リンクが増えればSEOにも効果があります。
Googleは、「Google が掲げる 10 の事実」の「4. ウェブ上の民主主義は機能する。」において、「どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としている」と明言しています。
従って被リンクは、
- 直接的に集客が増えるだけではなく
- SEO効果を介して集客が増える
という効果もあります。
しかし被リンクは自分でどうにかできるものではありません。
できるとしても、ブログランキングやSNSから自分のブログへリンクを貼る程度です。
SEOへの効果は限定的になってしまいますが…。
できることはただ一つ、他のサイトから参考にされるような質の高い記事をコツコツと増やしていくしかありません。
被リンクには一次情報を発信が有効
被リンクを獲得する一つのヒントとしては、「一次情報」を発信することです。
自ら行動して取得した次のようなオリジナルの情報をいいます。
- 体験により得た情報
- 調査、実験で得た結果
- 独自の理論や考え方
一次情報を得るには時間と労力を必要とするので価値が高く、一次情報を発信できれば被リンクを受けやすくなります。
一次情報を発信して質の高い記事を書けば被リンクが増やせることを覚えておきましょう。
リストマーケティング【番外編】
最後にリストマーケティングという手法を説明します。
「リストマーケティング」とは顧客リストを使って収益化をする手法です。厳密には収益化の手法で集客の手法ではありませんが、参考のため解説します。
- 顧客リスト:商品の購入者またはサービスの利用者のリスト
- 見込み客リスト:資料請求や問い合わせをした人のリスト
をいいます。
具体的には以下のような人がリストにあたります。
- 自社商品の購入者
- メルマガの登録者
- LINE@の登録者
- SNSのフォロワー
あなたが作成した商品やツールを購入してくれた人たちは、再度あなたの商品を購入してくれる可能性のある重要な顧客です。
また、メルマガ、LINE@に登録している人はあなたのファンで、あなたに興味を持った見込み客といえます。
このような見込み客や顧客のデータがあれば、無駄な労力をかけずにセールスをすることができます。
というわけで、リストマーケティングは効率的に収益を獲得できるマーケティング手法です。
あなたが自社商品を作ったときには必ず役に立つ手法なので、ぜひ覚えておきましょう。
複数のチャネルを活用しよう!
ここまで5つのチャネルを解説してきましたが、これらのチャネルは単独で進めるのではなく、いくつかを組み合わせて実践するのがおすすめです。
私も最初はSEOのみに注力してきましたが、最近はTwitterの発信も併せて発信するようになりました。
大切なのは、自分のブログの運営スタイルに合わせて集客チャネルを複数活用してブログ集客を増やすことです。
ぜひ自分なりにいろいろ試して、ブログ集客に効果のある組み合わせを見つけてみて下さい。
続いて、ブログ集客に役立つおすすめ本をご紹介します
ブログ集客に関するおすすめ本
ここまでブログ集客を増やすコツ、ブログ集客の失敗例、集客チャネルについて見てきました。
ここでは、ブログ集客の本質をつかむのに役立つ書籍を3冊ご紹介します。
「10年つかえるSEOの基本」
1冊目は、ナイル株式会社の土居健太郎さんの著書である「10年つかえるSEOの基本」です。
この本はSEOの知識を待っていない初心者でも理解できるように、会話形式で「SEOとは何か」についてまとめられた入門書です。
目先のテクニカルな事柄ではなく、今後10年にわたって役に立つSEOに関する基本的な考え方を学ぶことができます。
読者ニーズを最優先に考えた高品質な記事がなぜ重要なのかがわかりますよ!
「沈黙のWebマーケティング」
2冊目は、京都のWebマーケティング業界を牽引していると言って過言はない株式会社ウェブライダーの松尾茂起さんが書いた「沈黙のWebマーケティング」です。
この本は被リンクにつながる感情を動かすコンテンツの作り方やブログ記事を露出させるTwitterの運用方法などを物語形式でわかりやすく解説しています。
物語形式でインパクトのあるストーリーが展開されているので、一気に読めてしまいますよ!
「沈黙のWebライティング」
3冊目も,ウェブライダーの松尾茂起さんが書いた「沈黙のWebライティング」です。
SEOに強いライティングとは?相手が読みたくなる文章とは?といったライティングの本質をつかむことができる一冊です。
私も手元に置いて「解説」の部分を定期的に読み返していますよ!
ブログ集客に役立つツール6つ
この章では、ブログ集客に役立つツールたちを簡単に紹介していきます。
順に簡単に見ていきましょう!
1.ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ラッコ株式会社が提供しているサジェストキーワードを取得できるツールです。
無料でも以下の機能が使える優れたツールです。
- サジェストキーワードの取得
- 共起語の取得
- 検索上位記事の見出し抽出
有料プランでは検索ボリュームが取得でき、サジェストキーワードの取得数が大幅に増えるなど、便利な機能が制限なしで使えるので、これらの機能を制限なしで使いたい方にはおすすめです。
ラッコキーワードの使い方は、ラッコキーワードでの複合キーワードの収集(図解)で詳しく説明していますので、参考にご覧ください。
2.Googleキーワードプランナー
Googleが提供しているツールで、キーワードの検索ボリュームを調べたり、Google広告を出すことができます。
Googleキーワードプランナーを使えば、上記画像のように検索ボリュームを調査することができます。
上記画像では無料でツールを使った場合のアバウトな表示になっていますが、Google広告に200円程度で出稿すると、詳細な数値が見ることができるようになります。
なお、Googleキーワードプランナーの使い方は、複合キーワードの検索ボリューム調査手順で導入手順を詳しく解説していますので、参考にしてください。
Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べてみる >>
3.Googleサーチコンソール
こちらもGoogleが提供しているブログ解析ツールです。
Googleサーチコンソールでは
- 記事の表示回数、クリック率、掲載順位の確認
- どんなクエリでブログに流入してきたかの確認
ができるとともに
- インデックス登録のリクエスト
- サイトマップの登録
といったこともできます。
特にGoogleサーチコンソールは、クリック率や掲載順位を活用してリライトする記事を見つけるのに役に立つツールなので、ブログの運用開始とともに導入することをおすすめします。
導入方法や使い方については、【初心者向け!】Googleサーチコンソールの導入・使い方【画像で解説】をご覧ください。
4.Google アナリティクス
GoogleアナリティクスもGoogleが提供しているブログのアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスでは
- ブログの表示回数(ページビュー数)
- 記事ごとの表示回数(ページビュー数)
- 読者の流入経路
- 今、この瞬間に何人の読者がブログに来ているか
といったことが分かります。
なお、Googleサーチコンソールが読者がブログに流入するまでのデータを取得するのに対し、Googleアナリティクスは読者がブログに来てからのデータを取得することができるという違いがあります。
このように用途が違うので、Googleサーチコンソール、Googleアナリティクスともに導入することをおすすめします。
導入方法や使い方については、【初心者向け】最新Googleアナリティクス4(GA4)の設定方法と使い方を解説をご覧ください。
5.GRC
GRCはSEOツールラボが提供している検索順位チェックツールです。
GRCでは、検索キーワードを登録することで
- キーワードを狙った記事の検索順位
- キーワードを狙った記事の検索順位の変動幅
を数値とグラフで確認することができます。
リライトへの活用も含め、SEO対策に取り組む場合には必須のツールといえます。
GRCは使いやすくコスパもいいのでおすすめです。
ちなみに、MacにはGRCはそのままインストールできないので、Macをお使いでパソコンに不慣れな方はRank TrackerやNobilistaなど、別のツールを検討することをおすすめします。
GRCの導入方法や使い方については、【ブログ初心者向け】GRCの使い方とおすすめの設定5つを解説で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
6.共起語検索ツール
キーワードを狙って記事を作成する場合に、その記事に多く使われる言葉をいいます。
たとえば「野球」を説明する場合には「ストライク」「アウト」「ホームラン」という言葉が必須ですね。また「審判」「ベース」といった言葉も含めるとより分かりやすくなります。
このようにあるキーワード(上記の例では「野球」)を説明するときに浮かぶ言葉を共起語といいます。
本文の中で意識的に共起語を使うことでSEO上も効果があります。
検索結果がシンプルでわかりやすく、とても使いやすいツールですよ
まとめ:コツを押さえてブログ集客を増やそう!
今回はブログ集客を増やすため考え方について解説してきました。
最後にブログ集客を増やすための7つのコツをおさらいしましょう。
これらのコツを意識しつつ読者に満足してもらえる記事を書き続ければ、必ず狙った効果(=ブログ集客)が出ること間違いなしです。
ぜひ、実際のブログ記事作成に役立ててください。
ブログのアクセスアップのためのコツを以下の記事でご紹介しています。併せてご覧ください。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。