こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
私はブログを始めて1年半になります。
これまで渾身の記事を70記事以上書いてきました。
その結果、累計で5桁を達成することができました。
初心者ブロガーの中には「新規記事で手いっぱいでリライトまで手が回らない…」と悩む方が多いと思います。
でも、リライトは超重要です。
というのも、
正しい方法でブログ記事をリライトすれば検索上位に表示することができ、アクセス数を増やすことができるからです。
そこで、この記事では以下について詳しく解説しています。
この記事でご紹介する内容を実践すれば、公開済みの記事へのアクセスが増え、結果的に収益アップにつながりますよ。
ではさっそく始めましょう!
新規記事の公開とリライト、どちらが大事?
ブログ記事のリライトとは、公開済みの記事の、タイトル、見出し、文章、画像などを見直して読者にとって読みやすい記事にする作業をいいます。
ブログ記事のリライトはブログ運営の中でとても重要な作業です。
というのも、ブログ記事をリライトすることで、ブログ記事が上位表示されアクセスが増えることで、収益増加につながるからです。
でも、初心者ブロガーの中には「新規記事の作成も大変なのに、リライトなんて・・・」と思っている方も多いと思います。
そこで、ここでは「新規記事とリライトのどちらを優先すると良いのか」について解説していきます。
総記事数が50本未満の場合
ブログ記事数が50本までいっていない場合には、新規記事を書く方に注力しましょう。
というのは、ブロブの総記事数が少ない場合、ドメインが弱いためブログ記事をリライトしたとしても評価が上がらない可能性が高いからです。
なので、ブログの総記事数が50本を超えるまではドメインを育てるために、リライトよりも新規記事の作成に注力するようにしましょう。
総記事数が50本以上の場合
ブログの総記事数が50本を超えてきたら、ドメインも育つので公開済みのブログ記事をリライトし始めることをおすすめします。
大事なのは、ブログ全体の品質を高く保つとともに、記載している情報を新鮮な状態に保つことです。
記事が多くなればなるほど自分でコントロールしきれなくなってきます。
たとえば、記事数が多くなりすぎると、記事内で紹介している商品の名前が変更になる、価格が変わるなど、変更すべき情報も変更できなくなる可能性が高くなります。
なので、自分がコントロールできる記事数の中で、記事の品質を最高の状態に保つことを前提に、ブログ記事のリライトを進めましょう。
新規記事とリライトの注力の仕方は下図を参考にしてください。
ブログ記事のリライト目的3つ
ブログ記事のリライトは主に下記の3つを目的に行います。
以下に一つずつ解説します。
1.検索順位をアップする
目的の1つ目はブログ記事の検索順位をアップさせることです。
ブログ記事の検索順位が向上すれば、アクセスが増え最終的にはブログの収益もアップさせることができます。
検索順位を上げる対策のことをSEO対策といいますが、リライトでも新規記事の作成と同様にSEOに最適化するようブログ記事をメンテナンスしてあげる必要があります。
記事は新規公開するだけでは上位表示できません。何度もリライトしてTOP10を目指しましょう
2. CTR(クリック率)をアップさせる
目的の2つ目は順位のわりにクリックされる率(CTR:クリック率)が低い記事をアップさせることです。
そこそこ順位は高いのにクリックされないブログ記事は結構あります。
順位が高いのにクリックされないなんて、もったいないですね!
順位が高いのにクリックされないのは、主に「記事タイトル」と「メタディスクリプション」が最適化されていないのが原因です。
読者は検索結果に表示された「記事タイトル」と「メタディスクリプション」を見てその記事をクリックするかどうか判断します。
この2つを最適化するだけでCTRが上がり、手間をかけずにアクセスが増える可能性が高いため狙い目のリライトと言えますね。
記事のCTRはサーチコンソールで確認できます。詳細は後述します
3.情報の鮮度を保つ
目的の3つ目は、情報を常にフレッシュに保つことです。
どんなにアクセスが集まるブログ記事であっても、情報が古いと読者は記事から離脱してしまいます。
たとえば、
Googleアナリティクス(UA)は7月以降データの取得ができなくなりました。
Googleアナリティクス(UA)の使い方に関する記事は、今となっては価値がなく誰も読んでくれません。
古い情報をそのままにしておくのはSEO的にも良い影響はありません。
そのため、古い情報は早いうちにリライトして情報を常にフレッシュな状態に保ちましょう。
次は、いよいよSEOに効果のあるリライトのやり方をご紹介します
リライトで成果を出すための4ステップ
リライトで成果を出すためのやり方について順番に下記の4ステップで解説します。
一つずつ詳しく解説していきますね。
ステップ1:リライトする記事を選定する
まずはリライトする記事を選んでいきます。
公開しているすべての記事をリライトすることは大変なので、「ある程度検索エンジンから評価をうけているブログ記事」から選んでいきましょう。
リライトの対象として選定する記事は以下の通りです。
以下で一つずつ見ていきましょう。
検索順位が50位以内の記事
リライトをする場合には検索順位が50位以内のブログ記事を選びましょう。
50位以内に位置しているブログ記事は検索エンジンからある程度評価を得ており、リライトすることで上位表示が可能な記事だからです。
たとえば
- A記事:アクセスがほぼない記事
- B記事:アクセスが少しある記事
では、B記事の方がリライトで効果があります
というのも「0⇒1」は難しいですが、「1⇒10」は可能性があるからですね。
というわけで、リライトを行う際には50位以内のブログ記事を優先的に選ぶようにしましょう。
収益につながりやすい記事
2つ目に選ぶべき記事は、収益につながりやすい記事です。
なぜなら、狙う検索キーワードによって、商品・サービスの売れ方に違いがあるからです。
たとえば
- 「〇〇比較」「〇〇レビュー」というキーワードで検索する読者は「買いたい」というニーズを持っている
- 「〇〇始め方」「〇〇設定方法」というキーワードで検索する読者は「知りたい」というニーズを持っている
上記の例でいえば「買いたい」というニーズのある「〇〇比較」「〇〇レビュー」というキーワードを狙った記事をリライトした方が収益につながりやすいと言えます。
一方、「知りたい」というニーズの記事も
- 検索数が多い
- 「買いたい」というニーズの記事へ内部リンクで誘導することができる
という条件を満たしていればリライトすることで収益につながる可能性もあります。
なので、「キーワードの種類」と「検索数」を見ながら、収益につながりやすい記事を優先的にリライトしていきましょう。。
順位のわりにCTRが低い記事
3つ目に選ぶべき記事は、クリック率(CTR)が順位のわりに低い記事です。
クリック率(CTR)が順位のわりに低い記事は「検索エンジンには評価されているのにクリックされない記事」で、もうひと工夫すればCTRが向上する記事といえます。
このような記事は、前述した通り「記事タイトル」と「メタディスクリプション」を変更するだけでCTRが向上します。
なお、記事のCTRはサーチコンソールで調べることができます。
サーチコンソールでデータを確認する
ブログのリライトに必要な検索順位、CTRといったデータを調査するのに役立つのがGoogleサーチコンソールです。
サーチコンソールを活用してリライトに必要なデータを確認する手順を2つご紹介します。
一つずつ解説していきます。
サーチコンソールをまだ導入していない方は【初心者向け!】Googleサーチコンソールの導入・使い方【画像で解説】を参考にしてください。
リライトすべき記事を見つける手順
サーチコンソールを活用してリライトすべき記事を見つける手順は以下の通りです。
- 検索順位が50位以内のクエリ(※)(リライトで効果が出やすいキーワード)を探します。
読者が検索するときに打ち込んだキーワードのことを言います。検索キーワードがブログ運営者が使う言葉であるのに対し、検索クエリは「検索する読者が入力した言葉」そのものを指します。
- リライトしたいクエリを選択します。すると以下の画面が表示されます。
- タブの「ページ」をクリックし
- URLが表示されます
このURLのページこそがリライトすべき記事ということになります。
CTRが低い記事を探す手順
次にご紹介するのはCTRの低い記事を探す手順です。
サーチコンソールを開きます
- 「検索パフォーマンス」をクリック
- 「平均CTR」にチェック
- 「平均掲載順位」にチェック
- 「クエリ」をクリック
- 「クリック数」をクリックして降順に並び替える
順位に比べてCTRが低いクエリの中から、リライトしたいクエリをクリックすると以下の画面に変わるので
- タブの「ページ」クリックすると
- URLが表示されます
このURLのページこそが「順位に比してCTRが低い記事」です。
順位に比してCTRが低いかどうかは以下の表を参考にして判断しましょう。
ステップ2:順位に応じてリライトする
リライト記事が決まったら、その記事の検索順位に応じてリライトを進めましょう。
以下の順位に分類して解説します。
以下に一つずつ深掘りしていきます。
51位以下の記事
検索順位が51位以下の記事は検索エンジンにほとんど評価されていない記事といえます。
なので、リライトするよりも、狙った検索キーワードで新規記事を作ってしまいましょう。
でも、すでに公開した記事のSEO評価を活かしたいですよね。
そんな場合は
「新規記事 + 301リダイレクト(※)」
公開済みの記事のSEO評価を引き継いだまま新規記事に転送することをいいます
で対応しましょう。
「Redirection」というプラグインを使えば簡単に301リダイレクトが実行できます。
RedirectionをWordPressにインストールしたら、ツールから「Redirection」を選択して「公開済みの記事URL」と「新規記事URL」を入力、「転送ルールを追加」をクリックすれば設定完了です。
11位~50位の記事
11位~50位に位置している記事は、検索エンジンからある程度評価されている記事です。
検索エンジンからある程度評価されているのでリライトで上位表示できる可能性大の記事といえます。
11位~50位に位置している記事のリライトの基本方針は以下の通りです。
それぞれ解説します。
不足している検索意図を満たす
検索意図とは読者の本質的な検索ニーズです。
検索ニーズには顕在ニーズと潜在ニーズの2種類があり、それぞれを満たしているか確認することが必要です。
- 顕在ニーズ
-
読者が認識しているニーズ
- 潜在ニーズ
-
読者も気がついていないニーズ
たとえば
検索キーワード「ハワイ ホテル コスパ」の検索意図は次のものが考えられます。
- コスパの良いホテルを知りたい(顕在ニーズ)
- コスパの良いホテル選びの注意点がしりたい(顕在ニーズ)
- 地元の観光スポットの情報が知りたい(潜在ニーズ)
仮に1.2.の顕在ニーズに応えたコンテンツであれば、検索意図の3分の2しか満たしていないことになります。
この場合、潜在ニーズである地元の観光スポットの情報をリライトで追加すると効果が上がります。
このように、読者の本当の欲求である潜在ニーズを的確につかんで、コンテンツに落とし込むことが必要です。
潜在ニーズは、「なぜ?」⇒「どうして?」⇒「その目的は?」といった流れで進めると的確に洗い出せますよ
体験談を盛り込む
体験談を追加すると次のようなメリットが期待できます。
- オリジナル性が高くなり、検索エンジンからの評価が上がる
- 読者に感情移入させやすくなり、興味や関心を引くことができる
誰でもが入手できる情報を並べてコンテンツを作成しても、ほかのブログ記事とほとんど変わらない記事になってしまいます。
すると読者からも検索エンジンからも低い評価となってしまいます。
リライトでは、読者からも検索エンジンからも評価を上げるため、追加で体験談を盛り込むことをおすすめします。
サジェストキーワードを盛り込む
検索エンジンの窓にキーワードを入力したときに、自動的に表示されるおすすめの検索候補のことをいいます
サジェストキーワードでは、検索したときによく一緒に検索される、関連性の高いキーワードが表示されます。
なのでサジェストキーワードは、読者の検索意図をくみ取る大きな助けにもなります。
たとえば「ハワイ ホテル」と検索窓に入力すると9個のサジェストキーワードが表示されます。
記事で漏らしている重要なキーワードがある場合には、見出しを起こして追記すると効果がありますよ。
4位〜10位のリライト方法
4位~10位に位置しているということは、すでに検索エンジンに評価されているということです。
この辺りになると、上位記事との戦いになります。
4位~10位に位置している記事のリライトの基本方針は以下の通りです。
順にみていきましょう。
記事タイトルを最適化する
記事タイトルは読者が検索して一番最初に目にします。
なのでその記事が読まれるか否かは記事タイトル次第といえます。
記事タイトルをリライトするコツは以下の通りです。
- タイトルは32文字以内にする
- 検索キーワードを含める
- 数字、記号、カタカナを入れる
- 記事のターゲットを明示する
- 問題解決できることをアピールする
記事タイトルの付け方については【初心者必見!】読まれる魅力的な記事タイトルの付け方 5つのコツで詳しく解説しています。参考にご覧ください。
メタディスクリプションを最適化する
メタディスクリプションは上記画像のように、タイトルの下に表示される記事の説明文になります。
読者はメタディスクリプションを読んで記事に何が書いてあるのかを判断します。
なのでクリック率に大きく影響する要素だと言えます。
メタディスクリプションをリライトするコツは以下の通りです。
- 文字数は70字前後にする
- 検索キーワード、関連キーワードを入れる
- 記事の内容を要約する
- 「どんな悩みが解決できるか」を書く
- 記事を読んで得られる未来を書く
メタディスクリプションについてはメタディスクリプションの効果的な書き方6つを紹介【最適な文字数も解説】で詳しく解説しています。参考にご覧ください。
滞在時間を長くする
滞在時間はGoogleアナリティクスで確認できます。調べる手順はこのあとご紹介します。
人が文字を読むスピードは、1分間に500〜600文字が平均といわれています。
これを踏まえると、
- 1000文字 2分前後
- 2000文字 4分前後
- 5000文字 10分前後
になりますが、読み飛ばす場合も多いのでこれよりも短くなります。
上記を基準にして滞在時間が短い場合はリライトの対象にしましょう。
滞在時間を長くするリライトのコツは以下の通りです。
- 導入文を魅力的にする
- 文章を読みやすくする
- 内部リンクを増やす
なお、導入文については【初心者必見!】テンプレートを使った導入文の書き方【例文あり】で詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
Googleアナリティクスで滞在時間を確認する方法
Googleアナリティクス4を開きます。
Googleアナリティクス4の左のサイドメニューの
- 「レポート」をクリック
- 「ライフサイクル」をクリックしてメニューを開く
- 「エンゲージメント」をクリックしてメニューを開く
- 「ページとスクリーン」をクリック
表示された画面をするロールします。ただし最初は「ページパスとスクリーンクラス」が選択されているので
- 「ページタイトルとスクリーン名」をクリックします
するとページ(記事)タイトルと表示回数が確認できます。
検索上位の記事とのギャップを埋める
検索上位の記事にあって自分の記事にない内容・見出しがないかどうか確認し、不足している内容・見出しを追加しましょう。
上位に位置してる記事は読者及び検索エンジンに評価されている記事です。
なので、上位記事に書かれている内容・見出しこそが読者が求めている情報であり、検索意図をより満足させる記事だからです。
「SEO META in 1 CLICK」というChromeの拡張機能をつかうと、競合サイトの見出し構成などが簡単に抽出できるので使ってみてください。
1位~3位の記事
1位〜3位の記事は情報の鮮度を保つリライト以外は必要ありません。
というのも、1位~3位の記事は
- ドメインパワー(※1)
- 他のサイトからの被リンク(※2)
ドメインの強さのことで、検索エンジンから見たブログの評価や信頼性を数値化したものをいいます
外部のサイトから自分のブログへ向けられたリンクのことをいいます
といった自分ではコントロールできない要素で順位が決まってくるからです。
TOP3の記事の打てる対策としては、
自分のブログがほかのサイトやSNSで話題になることをいいます
になります。以下に詳しく見ていきましょう。
他サイトから被リンクをもらう
他サイトから被リンクを貰うための施策は次の2つが考えられます
- 読者が「ほかの人にもシェアしたい」と思う質の高いコンテンツを作成する
- SNSで自分のブログ記事を共有する
特にTwitterはブログとの相性がいいので、フォロワーが多い場合にはTwitterで記事更新をシェアすると効果があります。
また、記事の下に下図のようなSNSのシェボタンを設置しておくと、内容が有益だと感じた読者がシェアしやすいのでおすすめです。
サイテーションを獲得する
サイテーションを伸ばすとSEO対策になる理由は以下の通りです。
- 他の権威性のあるブログで紹介されればブログの権威性や信頼性が上がる
- オンラインでブログの認知度が上がる
たとえば、
Twitterでインフルエンサーに「アッフィーのブログは初心者の役に立つ」とツイートされれば、サイテーションは高まります。
このようにサイテーションを増やす対策は、被リンクの獲得と同様、SNSの活用がカギになります。
しかし、サイテーションを増やすためには高品質で読者の役に立つコンテンツを提供することが前提となります。この点を忘れないようにしましょう。
ステップ3:インデックス登録をリクエストする
ブログ記事をリライトして再公開したら、Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストしましょう。
Googleサーチコンソールでインデックス登録のリクエストを行うと、クローラーの巡回を早めることができるので、早めにリライトの内容をインデックスに登録できます。
インデックスの登録方法は以下の通りです。
- 「URL検査」をクリックし
- 検索窓にインデックスさせたい記事のURLを入力し
エンターを押します。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されるので
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」という画面のあと「インデックスをリクエスト済み」と表示された画面が出れば完了です。
なお、インデックス登録のリクエストをしてもリライトした内容がインデックスされるのに数日から1週間程度かかることもあります。
様子を見ながらインデックスされるのを待ちましょう。
ステップ4:リライトの効果を検証する
ブログ記事をリライトしたら必ず効果を検証しましょう。
リライトの効果測定には検索順位チェックツールを使います。
当ブログでは、多くのブロガーが使用しているGRC
GRC
GRC
リライト内容を記録する
リライトで改善したポイントは必ず記録として残しましょう。
メモを残すことで
- リライトの結果、評価がアップしたのかダウンしたのかわかる
- リライトの良し悪しがわかる
のように、リライトの成果が把握できるからです。
GRC
リライトを検証する場合にはツールをうまく活用しましょう。
繰り返しリライトする
リライトしたからといって必ず検索順位が上がるわけではありません。
実際、私も1回目のリライトをした結果、順位を下げました。そこで2回目のリライトをしたところ、少しずつ順位が上がりました。
このように、繰り返しリライトすることで検索順位はアップするので、成果を確認しつつリライトを進めましょう。
ブログ記事をリライトするベストタイミング3つ
ブログ記事のリライトを「気が向いたときにまとめてやる」方も多いようですが、リライトはベストタイミングで実行すると効果が大です。
ブログ記事をリライトするタイミングは下記の3つです。
以下に詳しく解説します。
公開から3か月経過したとき
新規記事は公開してから3か月が経過したらリライトするタイミングです。
というのも、新規記事は公開してから3か月ほど経つと検索順位が安定してくるからです。
リライト記事は大体1か月程度で検索順位が安定しますが、新規記事は検索順位が安定するまでにより時間がかかるようです。
なので、新規記事を投稿してから3か月程度たったら、検索順位やCTR(クリック率)を確認しましょう。
検索順位が下がり続けるとき
検索順位がだらだらと下がり続けている記事を見つけたら即座にリライトしましょう。
検索順位が下降気味になる場合に考えられる原因は以下の通りです。
- 自分のブログ記事よりも競合の高品質な記事の登場
- ブログ全体がペナルティを受けて検索順位が下がること
- 読者の検索意図が変化してきている
そのまま放置するとさらに検索順位が下がってしまうので、50位以内に位置するならば即座にリライトしましょう。
特にGoogleからペナルティを受けている場合は、その記事だけでなくほかの記事も下がる可能性が高いです。
Googleからペナルティを受けている場合は、Googleサーチコンソールの「手動による対策」で確認できますので、素早く確認しすぐに修正するようにしましょう。
ブログ記事の情報に変更があったとき
リライトの目的でも述べた通り、ブログ記事に記載された情報が変更されたときはすぐに最新情報に書き換えましょう。
記事情報が古いままでは読者の信頼を失い、記事から離脱されてしまうからです。
たとえば以下の変更があった場合は新しい情報にリライトすることで信頼性が向上します。
- 商品やサービスの価格や仕様が変わった場合
- 法律や規制が変わった場合
- 新しいデータや統計が公開された場合
繰り返しになりますが、古い情報は早いうちにリライトして情報を常にフレッシュな状態に保ちましょう
リライトによる効果を高めるための注意点
リライトによる効果を少しでも高めるために注意する点をご紹介します。
以下に深掘りします。
記事の更新日を変更する
リライトが完了したら記事の更新日を変更するようにしましょう。
大したことではありませんが、これだけでもリライトの効果が高まります。
内容にもよりますが、古い日付が記載されていると読者から記事の内容も古いと判断され、離脱される可能性があるからです。
たとえば、
- 最新ファッションやゲームなどのトレンドに関する記事
- おすすめの本や映画のレビュー記事
- コスメや家電のランキング記事
などは、読者が最新の情報を求めます。
読者は最新の情報を求めているので、リライトしたら更新日も変更して読者に安心感と信頼感を持ってもらえるようにしましょう。
内部リンクが追加できないか確認する
リライトしたら、内部リンク(※)が追加で貼れないかを確認しましょう。
自分のブログ内の記事同士をつなぐリンクのことをいいます
というのも、新規で記事を公開した時点では内部リンクでつなげる関連記事がなかったとしても、記事が増えたことや、リライトしたことにより内部リンクを追加できる可能性が出てくるからです。
内部リンクでつなぐ効果は次のとおりです。
- 読者がブログ内を回遊しやすくなり、理解も深まる
- 検索エンジンのクローラーがブログ内を巡回しやすくなる
上記のとおりSEOに良い影響を与え、結果として上位表示されやすくなるので、リライトしたら内部リンクが追加で設置できないかを確認しましょう。
削るリライトもある
リライトというと、多くの方が新しい情報を追加することだと考えています。
リライトの目的は「読者の検索意図に応えられるよう記事を改善して読者に満足してもらうこと」です。
その意味では、不要な情報が多いと読者から評価は得られず、読者に読まれない記事は検索エンジンからも評価を得られません。
読者が求める情報を、必要な範囲で提供することが重要なのです。
つまり、「削るリライト」もありうることを念頭に置いてリライトをしてください。
まとめ:リライトは計画的に進めよう
この記事では、ブログ記事のリライトの手順やリライトのベストタイミング、リライトの効果を高めるための注意点をご紹介しました。
ブログ記事のリライトの手順
ブログの総記事数が増えるとリライトすべきブログ記事もどんどん増えていきます。
そのため、検索順位50位以内に位置している記事を、計画的にリライトしていきましょう。
しかし、ブログ記事が50位までに入っていないとリライトの対象にもなりません。
なので、新規記事を作成する場合には【初心者向け】読まれるブログ記事の書き方【6つの手順と14のコツ】を参考に品質の高い記事を渾身の力で作成してください。
今回はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。