こんにちは、アッフィーです。
今回は
「ブログを作る前には必ずブログ設計図を作成しよう!」
というお話です。
具体的には、
- なぜブログ設計書が必要なの?
- ブログ設計書はどういう手順で作るの?
という疑問に答えた記事となっています。
この記事を読めば、ブログ設計の方法が分かりますよ!
できる限りわかりやすく説明しますので、安心して読んで下さいね。
ブログ設計図とは
ブログ設計図とは
・どんなテーマでブログを作るか?
・どんなキーワードで記事を作成するか?
・誰に対して情報を伝えていくのか?
ということを明確にしていくことです。
これからどんなブログを運営していくのか、設計図を引き、そして実際にブログの作成作業に入っていくわけです。
ブログの設計図が必要なわけ
家を作るときには、まず最初に設計図を引きます。設計図をもとに部品を揃え、それを組み立てることで家を建てていきます。
ブログを作成する場合にも、同様の手順で進める必要があります。
行き当たりばったりで記事を書くと、記事の方向性がバラバラになりますし、記事と記事との関連性もないブログになってしまいます。
そんなブログでは、悩みを解決したくて訪問してきた読者の要求には答えられません。その結果、検索エンジンにも評価してもらえません。
悩みを抱えた訪問者の要望にブログ全体で応えられるよう、ブログ全体の構成を設計図として作成するわけです。
また、、ブログの設計図を事前に作成しておけば、迷うことなく記事を書き続けられますし、途中で進捗状況をチェックすることも出来ます。
ブログの設計図の作成は、ブログ作成には必須であると言えます。
ブログ設計図の作成手順
ブログ設計図の作成手順は下図の通りです。
上記4つのステップに従って、ブログの設計図を作成してきます。作成に際しては、実際にペンとノートを用意して、紙に書き出しながら作業を進めることをオススメします。
それぞれのステップを、以下に深掘りしていきます。
ブログで扱うテーマの決定
ブログで扱うテーマに関しては以下の記事で解説していますので参考にして下さい。
上記の記事で説明していますが、テーマ選定の手順は以下の通りです。
上記の手順に従って、『HARMの法則×年代』で悩みを具体的にイメージし、最適なテーマを選んで下さい。
情報を伝える相手を決定
ブログ全体としての対象者の明確化
まず、ブログ全体としてどんな層の人たち(ターゲット)に情報を伝えるのかを明確にします。
テーマが決まっていても、不特定多数に向けた情報提供では曖昧なものになってしまいます。
その結果、読者が「この話題は自分には関係ない」と思ってしまうからです。
具体的には、以下のように対象者を明確にしていきます。
・アフィリエイト初心者
・パソコンは使えるが得意な方ではない
・月10万円程度の収入が欲しい
・定年退職が近い、または退職したシニア
この人たちをターゲットに、記事を書いていくというイメージです。
個別記事の対象者を明確化
「ブログ全体」のターゲットをある程度の幅を持った層に設定しているのに対し、「個別記事」の対象者については上記「ある程度の幅を持った層」をベースにさらに絞り込んで決めます。
個別記事は、ある悩みを持った人に向けて書くわけですが、「誰」というところまで対象者を絞り込まないと、悩みがイメージできないためです。
ブログ全体のターゲットから「たった一人」に絞り込むことで
「その人は、どんなことで悩んでいるのか」
「その人は、どんなキーワードで検索するか」
「その人には、どんなキャッチコピーが刺さるか」
といった、「その人の内面・心理面」まで具体的にイメージでき、悩みに対する解決案の提示、悩みを解決できる商品の提案がしやすくなります。
「過去の自分」への情報発信も選択枝
ターゲットを一人に絞る過程で、ブログ全体のターゲットの中に「過去の自分」が含まれる場合には、「過去の自分」に対して記事を通じて情報発信するスタイルがオススメです。
ターゲットを「過去の自分」にすることで、自分が何に悩んでしたかを思い起こすことで悩みをあぶり出すことができ、自分がやってきた方法・失敗談を記事にすればよいので、記事を書くハードルが低くなります。
また、自分独自のやり方や失敗談というのはどこにもないオリジナルな素材なので、読者を引きつけることもできます。
「過去の自分」に向けて情報発信するスタイルは本当にオススメなので、一度検討してみて下さい。
キーワードの選定
キーワードとは
そもそも、キーワードとはブログのターゲットが検索エンジンで検索する言葉で、ターゲット層の悩みを表したものです。
例えば、あなたが香川県への旅行を検討しているとすると、「香川県 観光 オススメ」「香川 うどん おすすめ」などと、検索しますよね。
これがキーワードです。キーワードはターゲットが抱えた悩みを言葉として表したものと言うことができます。
キーワード選定
では、どのようにキーワードを選定してったらいいのでしょうか?
あるキーワードで記事を書いたとしても、そのキーワードを検索する人がいなければ、その記事を読んでくれる人は現れません。
そう考えると、そのキーワードを検索する人が何人いるかが重要になってきます。
そこで、この「キーワードを検索する人が何人いるのか?=キーワードの検索ボリューム数」を、調べることが必要となります。
キーワードの検索ボリューム数
キーワードの検索ボリュームとば「キーワードが1ヶ月に検索される件数」を言います。
「ブログ」「副業」というキーワードは検索ボリュームが非常に多く、Google検索で上位表示されれば爆発的なアクセス数を獲得することができます。
(「ブログ」「副業」など、検索ボリュームの多いキーワードをビッグキーワードと呼びます)
でも、検索ボリューム数が多ければ多いほどライバルが増え、強いサイトは上位表示されますが、比較的新しいあなたのブログは、上位に表示されることは非常に難しいと考えられます。
従って、「検索ボリュームが多いビッグキーワード」を避けながらキーワード選定する必要が出てきます。
では、どうやってキーワードを選定していくと良いのでしょう?
以下に、その手順を見ていきます。
キーワード選定の手順
ブログ全体のターゲットがどんなメインキーワードで検索するのかを洗い出します。
私が対象としているターゲットの層は
- アフィリエイト初心者
- パソコンは使えるが得意な方ではない
- 月10万円程度の収入が欲しい
- 定年退職が近い、または退職したシニア
なので、彼らが検索しそうなキーワードとしては
「ブログ」「アフィリエイト」「定年後の資産」
といったメインキーワードが考えられます。
この段階では実際に記事に使うかどうかは関係なく、思いつく限りのキーワードを洗い出します。
メインキーワードが決まったら次のステップへ行きます。
メインキーワードが決まったら、メインキーワードに関連する複合キーワードを洗い出します。
複合キーワードとは、2語とか3語で構成されるキーワードです。
例えばメインキーワードが「ブログ」であれば、
「ブログ 稼ぎ方」「ブログ アフィリエイト」「ブログ WordPress」のようなものを
複合キーワードと言います。
複合キーワードは、Googleの検索窓にキーワードを打ち込むと自動で表示される、サジェストキーワードとして出てきます。
サジェストキーワードとは、インターネットの検索エンジンに言葉を入れると自動的に表示されるキーワードの候補のことを言います。
下図の「ブログ」「ブログランキング」「ブログ 収益化」などがサジェストキーワードです。
その上に表示されている「ブログ エックスサーバー 使用率」「ブログの設計図」「ブログ 年金 生活」は検索履歴であり、サジェストキーワードではありません。
「ラッコキーワード」を使えば、無料でより多くの複合キーワードを洗い出すことができるのでオススメです。
ラッコキーワードを使った複合キーワードの洗い出しについては以下の記事を参考にして下さい。
ただし、「ブログ」「副業」といった稼ぐ系のキーワードがメインキーワードの場合、検索回数が少ないのでサジェストキーワードに表示されないものも多くあります。
なので、あなたが想定した「ブログのターゲット」がどんなキーワードで検索しそうかについて、想像を膨らませて複合キーワードを出し尽くすようにして下さい。
複合キーワードが洗い出せたら、その検索ボリューム数を調べていきます。
検索ボリュームを調べるには、「Googleキーワードプランナー」の利用をオススメします。
Googleキーワードプランナーでは「キャンペーン」という「広告」を出さないと、細かい検索ボリューム数は出てきません。
ですが、初心者はロングテールキーワード(3語以上で構成されるキーワードのこと。検索ボリュームは1,000未満)のアクセスを拾っていく方法で進めていきますので、検索ボリューム数はある程度荒い状態で大丈夫です。
検索ボリュームを調べる手順は以下の記事を参考にして下さい。
複合キーワードを抽出し検索ボリュームを確認したら、それらを個々に見ながら明らかに不要なキーワードを対象からはずします。
残った複合キーワードを「そのキーワードで検索した人は、何を知りたいのか」という観点からカテゴリー分けをします。
例えば以下のような感じで整理しまとめていきます。
ブログの設計図の作成
整理しまとめた複合キーワード、カテゴリーに基づいてブログの設計図を作成していきます。
ブログの設計図を作成する上で、私はマインドマップを使用しました。
私の使用したマインドマップは無料版の「MindMaster」のクラウド版です。
「MindMaster」は無料版でもかなり多機能で、マインドマップの数の制限もありません。また、クラウドで使用できる点もメリットでオススメです。(クラウドで使えるので出先でも使用できますよ)
マインドマップでブログの設計図を作成する場合は、選定したキーワードをすべて入れるようにしてください。また、成果が発生する情報商材の紹介・レビュー記事も必ず入れるようにして下さい。
私が最初に作ったブログの設計図を参考にお見せします。
あなたも上記の手順に沿って、あなた独自のブログ設計図を作成してみて下さい。
まとめ
それでは、ブログ設計図の作成手順のおさらいをします。
以上のような手順を踏んでブログ設計図を作成しますが、ブログの設計図の作成でもお話しました通り「ブログで稼ぐ」上で必須となるのが、
・情報商材のレビュー(教材、ツール)
という記事です。この記事が無いと成果が発生しませんので、この記事も必ず含めて設計図を作成するようにして下さい。
以上が、ブログ設計図の作成手順になります。
一見難しそうですが、まずは手を動かしてブログの設計図を作成してみて下さい。ブログの設計図に絶対的な正解はありません。まずは、一通りブログの設計図を作成することが重要です。そして必要に応じて追加・修正していきましょう。
ブログの設計図が出来たら、設計図を作る過程で選定したキーワードを使って記事を書いていくことになります。
記事を書く場合には必ず「記事の構成」を練ってから作成すると、記事が書きやすくなります。
「記事の構成」については次の記事を参考にして下さい。
今日はここまでといたします。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。