こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
私はブログを始めて1年半になります。
これまで渾身の記事を70記事以上書いてきました。
その結果、累計で5桁を達成することができました
ブログジャンル選びは収益に直結する重要な決め事です。
しかし、どんなジャンルを選んだらいいかを決め切れずに迷っている方が多いのではないでしょうか。
この記事では次の項目について「どんなジャンルを選べばよいかわからない…」という初心者の方にもわかるように、丁寧に説明しました。
この記事を読めば、あなたも「このジャンルでブログをはじめよう」と思えるジャンルがきっと見つけられますよ。
それではさっそく始めましょう。
個人ブログの強みを知っておく
企業とアフィリエイトで戦うにあたり「個人の強み」をしっかり把握しておく必要があります。
【個人の強み】
- 時間はかかるが、赤字にはならない
- 企業が取り組めないニッチなキーワードで攻めることができる
- SNSによる集客は個人の得意分野
特に理解しておくべきことは「個人は企業が取り組みにくいニッチなキーワードを攻めれば十分に収益を稼ぐことが出来る」という点です。
ニッチなキーワードは検索ボリュームが小さくコスパが悪いため、企業が避けてしまうからです。
企業は赤字になることが許されないんですね
要するに「個人ブログは、自分が得意とするニッチな部分を攻めれば収益化も可能」だということを覚えておきましょう。
ジャンルを決める手順
私が考える稼げるジャンルを決める手順についてご紹介します。
【ジャンル決定の手順】
①需要のあるジャンルをピックアップする
(稼げるおすすめのジャンル13選から選ぶ)
この手順を踏むのは、最初に興味・関心のあるジャンルで決めてしまうと稼げない可能性が高いからです。
まず最初に稼げるジャンルをピックアップすることから始めて下さい。
「上記の手順で進めるんだ」と頭に入れて、読み進めていただけると幸いです。
稼ぐのには特化ブログと雑記ブログどちらがいい?
ジャンルについて検討する前に、稼げるブログの形態を確認しておきましょう。
ブログの形態には特化ブログと雑記ブログがありますが、稼ぐためにはどちらがいいのでしょうか?
- 特化ブログ
-
一つのジャンルに専門化したブログ
- 雑記ブログ
-
複数のジャンル・テーマを扱うブログ
それぞれのメリットデメリットについてみていきましょう。
特化ブログのメリット・デメリット
特化ブログには以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
専門性・信頼性が高まりやすい | 知識を得るのに時間がかかる |
検索上位に表示されやすい | 継続的な勉強が必要 |
⇒ 集客・収益化に有利 | 深い知識と経験が必要 |
特化ブログは一つのジャンルについて深い知識と経験が必要です。
そのため初心者には取り組みにくいスタイルと言えます。
しかし、特化ブログにはそのジャンルに興味のある読者が集まってくるので、集客・収益化しやすいタイプのブログです。
雑記ブログのメリット・デメリット
雑記ブログには以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
1つのテーマについて深い知識・経験が必要ない | 専門性・信頼性が低くなる |
関心・興味のあるジャンルをいくつか選べる | 検索上位に表示されにくい |
初心者に取り組みやすい | ⇒ 集客・収益化に不利 |
雑記ブログは複数のジャンルを扱うので、特化ブログよりも専門性が低くなります。
初心者には取り組みやすいタイプですが、特化ブログよりも専門性が低い分集客・収益化には不利になります。
雑記よりも特化がおすすめ
検索エンジンは専門性・信頼性が高く内部リンクの多い特化ブログを高く評価するので、「稼ぐ」ためには雑記ブログよりも特化ブログの方が有利です。
結果的に特化サイトの方が収益につながりやすいということですね。
とはいえ、すでに雑記ブログを始めてる方、取り組みやすい雑記ブログで始めたいとお考えの初心者の方も多いと思います。
そこで、雑記ブログから取り組む場合には以下の流れで進めることをおすすめします。
【雑記ブログからの始め方】
- 関連性のある3~4つのジャンルを扱う雑記ブログから始める
- 運営する中で成果につながりそうなジャンルを見極める
- 最終的に1つのジャンルに絞り、特化ブログへと軌道修正する
取り組みやすい雑記ブログから始めることで無理なく始められ、特化ブログへと軌道修正する中で、SEOにも強くなっていきます。
稼げるジャンルの条件
ブログで収益化を狙うなら「稼げるジャンル」を選ぶことが絶対条件です。
そこで、ここからは「稼げるジャンル」の条件をご紹介します。
【稼げるブログの条件】
- 需要が十分にある
- 報酬単価が高い商品が多い
- 承認率が高い
- 登場して間もない
順番に解説いたします。
需要が十分にある
まず「稼ぐジャンル」に必要な最初の条件は、「需要が十分にある」ということです。
需要があれば記事を読む読者も集まりやすく、収益に結びつきやすいからです
それでは需要の有無をどう調べるとよいのでしょうか?
需要の有無を知るためにはそのジャンルを代表するキーワードの検索ボリューム(※)を調査すれば確認できます。
- ※検索ボリュームとは
-
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された回数をいいます
検索ボリュームが大きいほど多くの読者がそのキーワードを検索しているので、上位表示できた場合のアクセスが多くなります。
アクセスが増えれば記事も読んでもらえるし、紹介した商品も購入してくれます。
以下では検索ボリュームと需要の関係性を私の感覚でまとめたものです。
例えば「ブログ」の月間の検索ボリュームは368,000です。10万以上なので非常に需要が多いジャンルだと言えます。
一方で、企業などの強豪サイトも「ブログ」のように検索ボリュームの多いキーワードに取り組むため、上位表示の難易度が高くなるということは覚えておきましょう。
検索ボリューム数の調べ方については以下の記事で詳しく説明しています。参考にご覧ください。
報酬単価が高い商品が多い
「稼ぎやすいジャンル」に必要な2つ目の条件は報酬単価の高い商品が多いということです。
同じ収益額を得ようとした場合、報酬単価が安い商品より報酬単価が高い商品の方が販売数量が少なくて済むので効率が良くなります。
例を見ていきましょう。
報酬単価50円 50円 × 1,000個 = 50,000円
報酬単価5,000円 5,000円 × 10個 = 50,000円
目標売上が5万円の場合、報酬単価50円だと1,000個売らなければならないのに対し、報酬単価5,000円だと10個で済みます。
販売数量が100倍の差があるわけです。
しかし、販売の難易度は100倍も差はありません。
なぜなら、人は必要だと思えば多少価格が高くてもお金を払いますが、どれだけ安くても必要ないものは購入しないからです。
というわけで、高単価商品が多いジャンルを選ぶようにしましょう。
報酬単価の確認のためにASPに登録しよう
報酬単価はアフィリエイトASPに登録することで確認出来ます。
高単価商品の目安は3,000円以上が望ましいですね。中には1万円を超えるものもありますので探してみて下さい。
通常、アフィリエイトASPへの登録はブログ運営が条件とされていますが、「A8.net」の場合ブログ運営していなくても登録が可能ですので早速登録しておきましょう。
承認率が高い
アフィリエイトの場合、商品が売れても広告主による承認がされて初めて報酬が確定します。
「稼げるジャンル」ではこの承認率が高いことも必要な条件です。
なぜなら、いくら成果が発生したとしても、広告主による承認がなければ報酬がゼロとなってしまうからです。
承認率はほとんどのアフィリエイトASPで公表していませんが、A8.netとafb(アフィリエイトB)は以下の条件で確認できますので確認してみて下さい。
・A8.netでは会員に登録すれば確認できる
・afbではシルバーステージ以上で確認できる
登場して間もない
需要がある、報酬単価が高い、承認率が高いという条件に合致するジャンルは、レッドオーシャンなジャンルである可能性が高いです。
なので、登場して間もない新しいジャンルにいち早く参入して先行者利益をゲットするという方法も一つのやり方です。
もちろん新しいジャンルは需要の有無がわからないというデメリットもありますが、先行者利益で大きく稼げる可能性もあります。
以下に、2023年4月現在、需要のある新しいジャンルをまとめてみました。
【新しいジャンル】
- 対話型AI
- NTF
- 仮想通貨
- Eスポーツ
- メンズコスメ
稼げるおすすめジャンル13選
それでは、実際に稼げるおすすめジャンルをご紹介しましょう。
これらのジャンルは前章で説明した「稼げるジャンルの条件」を満たしたジャンルです。
幼児教育
幼児教育・知育おもちゃのジャンルは子育て中の方にピッタリのジャンルです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
幼児教育 知育おもちゃ | ・知育おもちゃのレンタル ・英語教室 ・プログラミング | 500円~25,000円 | 40件程度 | ○ | ○ |
案件数もそれなりにあり、報酬単価も高いものが多いのでおすすめです。
特に、無料体験に参加することで報酬が発生する案件は取り組みやすいと言えます。
実際に体験したお子さんの経験や、親として不安に思うこと・疑問への解決策をコンテンツとしてまとめると良さそうです。
将来性については、これまでの推移でみると子供の人口は減少しているものの、一人当たりの年間教育費は右肩上がりで増加してきています。
今後も一人当たりの教育費は増えると予想されており、このジャンルの将来性は高いと言えます。
婚活・マッチングアプリ
婚活・マッチングアプリのジャンルはおすすめのジャンルです。
いつの時代も恋愛・結婚に関する需要は必ずありますし、近年はネットやマッチングアプリでの出会いを求める方が増えているからです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
婚活・恋活 マッチングアプリ | ・結婚相談所 ・結婚式場紹介 ・マッチングアプリ ・婚活パーティー | 500円~45,000円 | 100件程度 | ◎ | ○ |
このジャンルの特徴は関連するサービスが多いことです。
【このジャンルのサービス一覧】
結婚相談所、婚活パーティー、マッチングアプリ、結構式場の紹介、マッチングアプリ用写真撮影サービス、
指輪関連商品、結婚式の招待状作成、結婚式二次会幹事代行、etc
特に結婚相談所は報酬単価が高く、近くに相談できる人がいないことからニーズも高く制約しやすいジャンルと言えます。
上図を見てわかるようにインターネット上で出会いのきっかけを求める人は増え続けています。
そして、オンラインによる婚活・恋活マッチングサービスの市場は、今後も大きく成長すると予想されています。
ゲーム
ゲームの分野も成長が期待できるおすすめ分野です。
eスポーツの盛り上がりや、実況ユーチューバーの人気ぶりを見てもわかる通り、ゲーム市場は間違いなく拡大しています。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
ゲーム | ・PC・ゲーム機 ・ゲームソフト ・ゲーミングチェア ・インターネット回線 | 商品価格の数% | 多数 | ◎ | ○ |
広告案件としては、PC本体、PC・ゲーム関係の周辺機器、ゲーミングチェア、インターネット回線などなど、多種多様です。(物品はAmazon、楽天のアフィリエイトになります)
ゲームが好きだったり、PCゲームやハードウェアに関する知識・興味がある方にはピッタリのジャンルです。
上図の通りゲーム市場は家庭用(ハード&ソフト)が横ばいであるのに対しオンラインの分野では急拡大しており、オンラインゲームの分野は今後も大きな成長が期待できます。
就活・転職
就活・転職もおすすめのジャンルです。
このジャンルは、劣悪な労働環境や仕事上の人間関係などの悩みが尽きない分野だからです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
就職 転職 | ・転職エージェント・転職サイト ・就活支援(新卒・既卒、第二新卒) | 2,000円~30,000円 | 200件程度 | ○ | ○ |
転職サービスのアフィリエイト案件は高報酬単価のものが多く、競争の激しい、いわゆるレッドオーシャンな分野です。
転職サービスは様々な職種、業界向けに分かれているために、自分の経験を生かし年代や専門分野を絞ってニッチに攻めることが必要になります。
転職サービスを実際に使用した経験談、転職を成功させるコツなどが求められるジャンルなので、経験がものをいう分野です。
今後については、日本の労働人口は減少するものの人材関連ビジネス市場はこれからも伸びるものと予測されており、将来に渡りおすすめのジャンルと言えます。
英語教育
オンライン英会話をはじめとした英語教育も、近年伸びてきている市場です。
「これから英会話を習いたい」「英語は得意」という人には英語教育のジャンルがおすすめです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
英語学習 | ・オンライン英会話 ・英会話教室 ・英語学習教材 | 500円~25,000円 | 90件程度 | ○ | ○ |
広告案件が多く、報酬単価も高単価の案件が多いですが、その分競争が激しいジャンルでもあります。
上の図を見てわかる通り、英会話教室は減少しているもののオンライン英語学習は増加しており、狙い目はオンライン英会話案件と言えます。
しかし強力なライバルも多いのでいかに差別化していくかがポイントとなります。
資格取得
資格取得のための資格スクールや通信教育、オンライン講座もおすすめのジャンルです。
資格の数が多いので自分の得意な分野でオリジナルなポジションを築くことが出来るからです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
資格取得 | ・資格スクール ・通信教育 ・eラーニング | 1,000円~10,000円 | 60件程度 | ○ | ○ |
資格スクールや通信教育、オンライン講座で学べる資格はかなりあります。
例えば、以下の通り・・・書ききれないほどです。
【取得できる資格の例】
- ファイナンシャルプランナー
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 秘書検定
- 中小企業診断士
- ヨガインストラクター
- 調理師
- ケアマネージャー
自分の得意な分野の資格に狙いを定めることで、独自性を出しながら比較的優位に戦うことが出来ます。
上記のグラフは「eラーニング」の市場ですが、eラーニングの分野は将来も需要があり有望と言えます。
食品宅配
食材宅配のジャンルはコロナ感染症の影響もあり、近年急激に伸びているジャンルです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
食品宅配 | ・宅配食材・宅配野菜 ・人気レストランの味 ・おせち | 300円~5,000円 | 70件程度 | ◎ | ○ |
食材宅配のジャンルは、豊富な商品・サービスが存在しますが、ターゲットを絞ることによりマネタイズが可能です。
例えば、高齢者向けの食事、共働き家庭の食事などターゲットを絞れば読者の悩みに寄り添ったコンテンツが作りやすくなります。
報酬単価が1,000円~3,000円が中央値で決して高額ではありませんが、食材という日々の生活に密接な商品なので、気軽に商品レビューできるジャンルでもあります。
矢野経済研究所の調査によると食品宅配市場は今後もまだまだ伸びると予想されています。
収益性はそれほど高くはありませんが、今後も市場が大きく拡大していく予想であることからおすすめできるジャンルです。
ブログアフィリエイト
ブログアフィリエイトも競争の激しいジャンルですが、個人の強みが生かせるおすすめジャンルです。
というのも、レンタルサーバーやWordPressテーマといった高額の報酬単価の案件があり、ロングテールキーワードで良質な記事を多く投稿すればマネタイズが可能だからです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
ブログ アフィリエイト | ・レンタルサーバ ・ドメイン取得 ・WordPressテーマ ・SEO計測ツール | 100円~20,000円 | 70件程度 | 〇 | ○ |
既に強力なブロガーや企業(レンタルサーバー)が参入しているため競争が激しい分野ですが、勉強しながら記事を書いていくことでスキルアップできるのでおすすめです。
ロングテールキーワードで品質の良い記事を多く投稿していけば検索上位も十分狙えます。
今後のアフィリエイト市場は10%前後の伸長率で拡大するので、ブログアフィリエイトは十分に取り組む余地のあるジャンルです。
プログラミングスクール
プログラマーの人気が高まる中、プログラミングスクールの市場も伸びてきています。
IT人材の需要が高まっている中、需要と供給にミスマッチが起きており、今後もプログラミングスクールへのニーズが高まっていくものと考えられます。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
プログラミング | ・プログラミングスクール (大人向け・子供向け) ・プログラミング講座 (オンライン) | 500円~20,000円 | 30件程度 | ◎ | ▲ |
報酬単価が高い(5,000円〜10,000円)案件も多い点がおすすめのぽいんとです。
しかし、記事を書くのに専門的な知識が必要なこと、実際にプログラミングスクールに通った経験が必要な点がデメリットと言えます。
小学校でプログラミング教育が必須化されたこともあり、子供向けのプログラミング教育は社会人向けに比べ市場が大きくなっています。
2025年の大学入学共通テストよりプログラミングを含む「情報」が教科として採用されることも決まっています。
今後は受験対策としての「情報教育」講座の普及も予測され、子供向け市場は今後も成長し、2030年には1,000憶を超える市場規模になると予想されています。
仮想通貨・NFT
NFTとはデジタルデータ(画像・動画・音楽など)の所有者をブロックチェーンの技術(※)を利用して証明する技術を言います。
データの改ざんや不正利用が難しく、安全にデータを記録できる技術を言います
仮想通貨はインターネット上の取引で使われる「実物」を持たない「仮想」の通貨を言います。ビットコインが代表的です。
NFTも仮想通貨も新しい分野として急速に注目度が高まっているジャンルです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
NFT 仮想通貨 | ・仮想通貨の口座開設 | 2000円~10,000円 | 10件程度 | ◎ | ▲ |
NFTや仮想通貨のアフィリエイト案件は「仮想通貨の口座開設」という商品で、一件当たりの報酬単価は高額という特徴があります。
新しい技術や言葉が生まれる分野なので、いかに最新情報を取り入れて記事作成できるかがポイントとなります。
NFT・仮想通貨のジャンルでブログ運営をするのはまだ少数派で、ブルーオーシャンな分野と言えます。
将来市場が大きく伸びることが予想されるため、早いうちに取り組めば先行者メリットを享受できる可能性があります。
動画配信サービス(VOD)
動画配信サービスとは映画やドラマ、スポーツなどが見放題になる月額定額制サービス(サブスクリプションサービス)を言います。
コロナ感染症の影響もあり近年市場が大きく伸びている分野です。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
動画配信サービス | ・VOD | 300円~3,000円 | 10件程度 | ▲ | ◎ |
映画やドラマのレビューをする中で動画配信サービスを紹介する案件がメインなので、個人にも取り組みやすいサービスと言えます。
ただし、個人に取り組みやすく報酬単価も低いので、大きく稼ぐのが難しいジャンルと言えます。
上図のグラフを見る通り動画配信サービス市場はこれまで大きく成長してきています。
しかし、動画に関心のある人は既に契約していると考えられ、今後は伸びが鈍化し厳しい状況になるのではないかと、個人的には予想しています。
メンズコスメ
比較的新しい分野として登場したのがメンズコスメジャンルです。
伸びの大きな分野でおすすめのジャンルの一つです。
今や化粧をするのは女性だけでなく、男性も若い世代を中心にメイクすることが当たり前になってきており、市場規模も拡大基調となっています。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
メンズコスメ メンズ美容 | ・ヒゲ・脱毛・メイク用品 ・スキンケア・デオドラント | 100円~15、000円 | 70件程度 | ○ | ▲ YMYLに注意 |
メンズコスメ市場ではたくさんの商品・サービスが揃っています。
ただし、脱毛のような美容関係はYMYL分野に該当するため個人ブログで上位を取ることが難しく集客が困難です。
そこでSNSを絡めて集客しブログの収益記事に誘導する戦略がおすすめです。
上記のグラフでわかる通り化粧品市場規模は全体が停滞しているのに対し男性向けは伸びており、メンズコスメは今後も伸びが期待されます。
パーソナルジム
パーソナルジムとは一人の会員に一人のトレーナーがマンツーマンで指導する「ライザップ」のようなジムを言います。
健康志向の増加に伴って需要が伸びているジャンルです。
テーマ | 商品・サービス | 報酬単価※ | 件数※ | 今後の見通し | 参入の難しさ |
---|---|---|---|---|---|
パーソナルジム フィットネス (オンライン) | ・パーソナルジム ・オンラインフィットネス | 5,000円~20,000円 | 50件程度 | ○ | ▲ YMYLに注意 |
パーソナルジムのジャンルは報酬単価が高く、広告案件も多いですが承認率がそこまで高くはありません。来店するまでのハードルが高いからだと思います。
また、身体の変化に関するコンテンツが多いためYMYL分野に該当し集客が難しい点がデメリットです。SNSと絡めて集客をすることをオススメします。
国内フィットネス市場は大きく成長してきています。
コロナ感染症の影響で縮小した市場も、コロナ禍の出口が見えてきたことから今後は伸びていくと予測されます。
特に、新しく登場してきたパーソナルジムやオンラインフィットネスは今後の成長が期待されます。
ジャンルを決める際の注意事項
具体的なジャンルを見て「このジャンルにしようかな!」と選ぶジャンルの見当はついたと思います。
でも少し待ってください。
ジャンル選びをする場合には、以下の条件をクリアするジャンルに決めるべきだと私は考えています。
【ブログジャンルを選ぶ注意事項】
- そのジャンルがあなたの専門性を発揮できること
- ブログ運営を継続できること
以下で深掘りします。
専門性を発揮できること
1つ目に注意すべきことは、そのジャンルがあなたの専門性を発揮できるジャンルであるかどうかを見極めることです。
なぜなら、ブログの専門性が高いと読者から信頼が得られるのと同時にGoogleからの評価も高まるからです。
Googleではブログを評価する基準としてE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる評価基準を定義しています。
E-E-A-Tを制する者がSEO(※)を制す、SEOを制する者がブログを制すと言えます。
検索エンジン最適化を言い、ブログを検索上位に表示させるための施策のことを言います
Googleからの評価が高まれば上位表示されやすくなり、稼ぎやすくもなるわけです。
「これまでの経験」「今後やりたいこと」を抽出していくと専門性が発揮できるジャンルが見えてきますよ
継続できる(興味・関心ある)こと
2つ目に注意すべきことは、そのジャンルを継続できるかどうか見極めることです。
ブログアフィリエイトで収益を得るようになるまでには少なくとも半年から1年はかかるからです。
そのジャンルで長く継続するためには「好きなジャンル」や「興味・関心のあるジャンル」であることが必要です。
興味がないジャンルを選んでしまうと、収益がなかなか出ないため我慢できずに途中で挫折してしまう可能性が高いからです。
半年から1年は成果が出ないことを前提に、それでも継続できるジャンルであるかどうかを確認しましょう。
避けるべきジャンル
ここまでは、ジャンルの選び方について説明してきました。
ここでは逆に「避けるべきジャンル」について説明します。
【避けるべきジャンル】
- YMYLジャンル
- 報酬が安い商品ばかりのジャンル
- 承認率が低い商品が多いジャンル
- 広告案件が少ないジャンル
- レッドオーシャンなジャンル
YMYLジャンル
そのジャンルに関する専門的な知識や経験がない場合には、YMYLジャンル(※)は避けたほうが賢明です。
「Your Money or Your Life」の頭文字をとった言葉で、「人の将来の幸福や人生に大きく影響の与えるジャンル」のことを言います
YMYLジャンルで間違った情報を提供した結果読者が被害を被ることを防ぐため、Googleはコンテンツを厳しく評価します。
例えば、読者が将来の資産や税金に関する情報を調べていたとします。
検索エンジンで表示された記事に誤りがあった場合、読者は将来に渡って大きな被害を受ける可能性があります。
Googleはこのような問題を防ぐため、YMYLジャンルの記事を厳しく評価します。
専門性・信頼性の低い個人ブログは、YMYLのジャンルでは上位表示が難しいということですね
具体的には以下のようなジャンルがYMYLに該当します。
ジャンル | 内容 |
---|---|
ショッピング | オンラインショッピングで商品・サービスを購入・決済する情報 |
金融情報 | 投資や税金、年金、保険などの情報 |
医療情報 | 健康や病気、医療に関する情報 |
法律情報 | 離婚や親権、遺言書の作成や市民権の取得などに関する情報 |
ニュースや時事問題 | 国際的な出来事、政治、法律、災害時の対応に関する情報 |
集団、人のグループ | 人種、宗教、障害、ジェンダーに関する情報 |
その他 | フィットネス、栄養、大学、就職など、人生の局面に関わる情報 |
今後もGoogleが定期的なアルゴリズム(評価基準)の変更やアップデートを実施することは確実です。
YMYLジャンルはそのたびに大きく検索順位が変動します。
なので、信頼性の高いコンテンツを提供できない限りYMYLジャンルは避けましょう。
報酬単価が安い商品ばかりのジャンル
報酬単価が安い商品ばかりのジャンルは避けるべきです。
報酬単価が安いとどれだけ売ったとしても大きな稼ぎにならないからです。
例えば報酬単価が数十円の案件ばかりだと、どれだけ売っても目標とする売上が達成できません。
これは、稼げるジャンルの必要条件である「報酬単価が高い商品が多い」の逆のパターンです。
ジャンルを選ぶときは単価が安すぎないもの(数十円~数百円)が多いジャンルは避けましょう。
承認率が低い商品が多いジャンル
アフィリエイトで稼ぐには広告案件の承認率にも注意を払わなければなりません。
理由はアフィリエイトは成果が発生しても広告主が承認しないと成果が確定しないからです。
報酬単価1万円 × 件数30件×承認率20%=報酬額6万円
報酬単価3,000円×件数30件×承認率80%=報酬額7.2万円
上記の例をご覧いただいてわかる通り、報酬単価が3分の1以下であっても承認率が高ければ支払われる報酬額は高くなります。
承認率はとても重要なんですよ!
承認率は、最低でも70%ある広告案件を選ぶようにしましょう。
ちなみに、承認率を公開しているASPは以下の通りです。
- A8.net(エーハチネット):「確定率」にて公開
- VALUECOMMERCE(バリューコマース):「平均承認率」にて公開
- ACCESSTRADE(アクセストレード):「承認率」にて公開
広告案件が少ないジャンル
ブログジャンルを選ぶ際には、アフィリエイトの広告案件が少ないジャンルは避けましょう。
成果の出ていたアフィリエイトの広告案件が突然終了してしまうことが頻繁にあるからです。
広告案件が終了してしまうこと自体は、ブロガー側でどうすることもできませんが、広告案件が終了しても替えがきくように、広告案件が多いジャンルを選ぶべきなんですね。
ということで、収益化を狙ってないという方は別ですが、稼ぎたいなら広告案件が少ないジャンルも避けるべきと言えます。
レッドオーシャンジャンルはやめとけ!
「レッドオーシャン」とは、多くの強力な競合がひしめく競争の激しい市場を言います。
レッドオーシャンの具体例
- 金融(FX、株式投資、クレジットカード)
- 健康、美容
- 転職
- ウォーターサーバー
これらレッドオーシャンのジャンルではかなりの高報酬単価の案件がそろっています。
ですが、初心者が参入しても検索上位に表示されることは難しく、厳しい戦いとなると予想されるのでおすすめしません。
「レッドオーシャンはやめとけ!」ですね
レッドオーシャンのスキマを狙う
しかし、そんな強豪ぞろいのレッドオーシャンであっても、ブルーオーシャン的なポジションを見つけることが出来ればマネタイズも可能です。
例えば、転職ジャンルでも特定の専門職(経理・連結決算)の転職のジャンルであればブルーオーシャンの可能性もあります。
また、クレジットカードジャンルでもマイル特化のコンテンツならブルーオーシャンの可能性が高いです。
このように、レッドオーシャンジャンルの中のニッチなジャンルを見つけて、そこに関心のある読者の悩み・疑問を解決してあげると、稼げる可能性がぐっと高くなります。
ジャンル決めでよくある質問
ブログジャンル決めでよくある質問をまとめてみました。
稼げるジャンルを教えて
- 稼げるジャンルを教えて
-
稼げるジャンルは報酬単価が高額なジャンルになります。
今回紹介したジャンルでいうと「転職」「英語教育」「パーソナルジム」が稼げるジャンルに該当します。
ただし、高額な報酬単価が集まるこれらのジャンルは競争が激しいため決して「簡単に儲かる」ジャンルではないことに注意が必要です。
「儲かるジャンルはレッドオーシャンなジャンルで儲けるのは難しい」と覚えておいてください。
雑記ブログでは稼げませんか?
- 雑記ブログでは稼げませんか?
-
「雑記よりも特化がおすすめ」でもお伝えしました通り、雑記ブログは複数のジャンルを扱うので、特化ブログよりも専門性が低くなります。
そのため雑記ブログはGoogleが求めるコンテンツの評価基準であるE-E-A-T(経験・専門性・信頼性・権威性)に適合せず検索上位に表示されにくいと言えます。
みゆきとはいうものの、雑記ブログを運営しているという方もいらっしゃいますよね
そのような方は、興味の持てる3~4個のテーマに絞り運営していき、一つのテーマでも成果に結びつきそうな気配があれば、そのテーマに注力していく方法で特化ブログに育てていくといいと思います。
またブログ初心者についても、最初からジャンルに特化するのは難しいので、最初は雑記ブログで始めてジャンルを絞りこんでいく方法がベストの選択だと思います。
穴場のジャンルを教えて!
- 穴場のジャンルを教えて!
-
穴場のジャンルとは「ライバルが少なく稼ぐのが簡単なジャンル」ということだと思いますが、そのようなジャンルはありません。
それでもあえて挙げるとしたら、「最近新しく誕生したジャンル」は強力な競合がいないという意味で、頑張れば大きく稼げる可能性があると言えると思います。
本記事でご紹介したジャンルでいうと「NFT」「メンズコスメ」[eスポーツ」あたりが該当します。
ただしこれらのジャンルは競合がたくさん参入してくるので、いかに早く参入し先行者利益を得るかがポイントになります。
まとめ
この記事では、ブログのジャンルの選び方を紹介しました。
選び方のおさらいをしておきましょう。
① (前提条件)稼ぐのには特化ブログが有利
②まず「稼げるジャンル」からいくつかピックアップする
③ピックアップしたジャンルから次の要件に該当するジャンルを選ぶ
- あなたの専門性を発揮できるジャンル
- ブログ運営を継続できるジャンル
④ただし避けるべきジャンルはきちんと認識しておく
ブログで稼ぐことが目的なら、ジャンル選びは超重要だと言えます。継続するのが苦にならないジャンルを選びましょうね。
ジャンルが決まったらさっそくアフィリエイトASPに登録して紹介する商品を探してみましょう。
アフィリエイトASPの選び方を次の記事でご紹介しています。よければご覧ください。