こんにちは、アッフィーです。
これまでに
①ドメインをバリュードメインで取得し
②サーバーをエックスサーバーでレンタル
③WordPressをインストール
という過程を見てきました。
今回は、ブログをＳＳＬ化する課程を見ていきたいと思います。
【参考】
ドメインの取得、サーバーのレンタル、WordPressの自動インストールについては、以下の記事を参考にして下さい。
＜ＳＳＬ化って何？＞
そもそもＳＳＬ化とはどういうことでしょうか？
ＳＳＬとは、「Secure Sockets Layer」の略で、インターネット上でのデータの送信を暗号化する仕組みをいいます。
簡単に言うと、「http」で始まるＵＲＬを「https」に変更してセキュリティを高めるということです。
なぜ、ＳＳＬ化が必要なのでしょうか？
①ＳＥＯ上の理由
ＳＳＬ化することにより検索サービスで優位に立てることが、理由の一つとしてあげられます。
いわゆる「ＳＥＯ」（検索サービス最適化）というやつですね。
検索サービス（Google）はＳＳＬ化したサイトを推奨すると言っています。
これは、検索サービスにおいては、ＳＳＬ化していないサイトよりもＳＳＬ化したサイトを上位に表示するということを意味しており、アフィリエイターにとって、ＳＳＬ化は必須項目となってきています。
②安心感
最近はインターネットショッピングで買い物をする機会が増え、クレジットカード情報を含む個人情報を送信することも増えました。
悪意のある第三者にこのような情報を盗まれないよう情報を暗号化して送信する仕組みがＳＳＬです。
ブログを訪れる読者が入力する名前やメールアドレスも、ＳＳＬ化することで安心して送受信することができます。
今や、ＳＳＬ化はブログ運営する上で必須の項目であるといえます。
＜ＳＳＬ化すると、何が変わるの？＞
①URLの「https」化
ＳＳＬ化する前のサイトのURLは「http://」で始まっていましたが、ＳＳＬ化すると「https://」で始まるURLに変わります。
②アドレスバーでの「鍵」マーク表示
ＳＳＬ化していないサイトをMicrosoft Edgeで表示するとアドレスバーに「セキュリティ保護なし」と表示されてしまいます。
「セキュリティ保護なし」と表示されていると不安になってしまいますよね。
これに対し、ＳＳＬ化したサイトはアドレスバーの先頭に「鍵」マークが表示されます。
鍵マークのついたサイトであれば、誰もが安心して訪れることができます。
上記のようにＳＳＬ化することで、ブラウザでサイトを表示するとURLが「http:// 」で始まり、アドレスバーに「鍵」マークが表示されます。
以下のＳＳＬ化の作業で、ＳＳＬ化が成功したかどうかはこの2つで確認してみて下さい。
では、エックスサーバーでのＳＳＬ化の手順を見ていきましょう。
＜エックスサーバーにＳＳＬを追加＞
まず、ドメインにＳＳＬを追加します。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
エックスサーバーのサーバーパネル：https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xserver/server/
サーバーパネルにログインをしたら、「設定対象ドメイン」をクリックしてＳＳＬ化したいドメインを選択します。
対象となるドメインを選択したら「設定する」をクリックします。
「ドメイン」の中の「ＳＳＬ設定」をクリックします。
下の方にスクロールして、対象ドメインがＳＳＬ化されていないことを確認したら「独自ＳＳＬ設定追加」をクリックします。
ＳＳＬ設定の画面が表示されますので、ドメインが選択されていることを確認して「確認画面へ進む」をクリックします。
確認画面で対象ドメインが表示されていることを確認し「追加する」をクリックします。
『「ドメイン名」に独自ＳＳＬ設定を追加しました』と表示されていることを確認し「戻る」をクリックします。
「無料独自ＳＳＬ一覧」にＳＳＬ化するドメインが入っていればドメインへのＳＳＬの追加は成功です。
＜ＵＲＬの３０１リダイレクト（転送設定）＞
「３０１リダイレクト」とは何でしょうか。
簡単に言うと、「このＵＲＬは新しいＵＲＬに引っ越したので自動的に転送する、という仕組み」です。
最初に
①http://affi180.com
というＵＲＬでドメインを作りましたが、そのままではＳＳＬ化した
②https://affi180.com
にアクセスすることができません。
そこで、①httpにアクセスした人を自動的に②httpsに転送する「３０１リダイレクト」を実施するわけです。
では、「３０１リダイレクト」の設定を見ていきましょう。
エックスサーバーのサーバーパネルを再度表示し、「ホームページ」にある「.htaccsess 編集」をクリックします。
下へとスクロールして「.htaccsess 編集」画面を表示させ「.htaccsess 編集」をクリックします。
切り替わった画面を下にスクロールすると下図のような画面が表示されます。
以下のページにアクセスし、リダイレクトの記述をコピーします。
Ｗｅｂサイトの常時ＳＳＬ化:https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_fullssl.php
コピーしたら下図のように.htaccsessの一番上に貼り付けます。
必ず、元からあった記述との間を１行あけるようにして下さい。
なお.htaccessは下手にいじるとサイトが真っ白になってしまいます。
でも事前に変更前のコードを保存しておくと、もし真っ白になってもコードを戻すだけで大丈夫です。
なので.htaccessを編集する前にはかならずコードをコピーしておきましょう！
追加したら「確認画面へ進む」をクリックします。
確認画面が表示されますので、間違いなく追加されていることを確認して「実行する」をクリックします。
以上で３０１リダイレクトの作業は完了です。
＜WordPressのＵＲＬをhttpsに変更＞
最後にWordPressのＵＲＬをhttpsに変更します。
ブックマークに登録したWordPressのログイン画面を表示しログインします。
WordPressの管理画面が表示されたら、左のサイドバー「設定」の中にある「一般」をクリックします。
下図のような画面が表示されますので、「WordPress アドレス（ＵＲＬ）」「サイトアドレスＵＲＬ」ともに、「 http 」に「 s 」を付けて、 「 https 」に変更します。
変更したら下の方にある「変更を保存」をクリックします。
すると、WordPressのログイン画面が表示されますので再度ユーザー名（メールアドレス）、パスワードを入力してWordPressの管理画面にログインします。
先ほどと同様に左のサイドバー「設定」の中にある「一般」をクリックすると、ＵＲＬが「http」から「https」に変更されていることが確認できます。
＜ＳＳＬ化されているかサイトを表示して確認＞
画面の左上部にある「サイト名」にカーソルを合わせるとその下に「サイトを表示」と表示されますので「サイトを表示」をクリックします。
下図のようにアドレスバーの先頭に「鍵」マークが表示されＵＲＬが「http:// ]で始待っていれば、無事ＳＳＬ化に成功です。
＜まとめ＞
以下にＵＲＬのＳＳＬ化のステップをまとめます。
１．エックスサーバーにＳＳＬを追加する
２．ＵＲＬの３０１リダイレクトを行う
３．WordPressのＵＲＬをhttpsに変更する
４．ＳＳＬ化されているかサイトを表示して確認する
いかがだったでしょうか？
エックスサーバーでは以上のステップを踏んで簡単にＳＳＬ化できますので、皆さんもやってみて下さい。
今回はここまでです・
最後まで読んでいただきありがとうございました。