こんにちは、アッフィーです。
- 読者に分かりやすい記事を書くためにはどうしたらいいの?
- 記事がスムーズに書ける方法はないの?
- 記事の構成ってなに? なぜ必要なの?
あなたはこんなことで悩んでいませんか?
今回は上記のような悩みが解決出来る以下の内容の記事を書きました。
- 記事の構成要素
- 記事構成の重要性
- 記事構成の作成手順
- 記事構成を作成する際の注意事項
私も記事構成を作成するようになってから、記事がすごく書きやすくなりました。
あなたもこの記事を読むことで、あれこれ悩まずスムーズに記事が書けるようになります。
また、分かりやすい文章が書けるので、読者に読んでもらえる記事が書けるようになりますよ。
それでは、さっそく始めましょう。
記事を構成する要素について
ブログ初心者は、記事をどんな感じで書いていったら良いのかが分からない・・・ということが多いのではないでしょうか。
でも、記事には決まった型(記事の構成要素)があります。この型を覚えておけば、記事がスムーズに書き始められるようになりますよ。
それでは、最初に記事がどんな要素で成り立っているかを説明します。
記事は以下の5つの要素から成り立っています。
- タイトル
- アイキャッチ画像
- 導入文
- 本文
- まとめ文
上記5つの要素を順番に作成することで、記事が完成するわけですね。
1.タイトル
タイトルは記事を表示した時、いちばん最初に目にするものです。
読者はタイトルとアイキャッチ画像を見て、記事を読むかどうか判断します。
読者に引き続き本文を読んでもらえるかどうかは、このタイトルにかかっていると言っても過言ではありません。
読者がタイトルを見て
- この記事を読めば悩みや疑問が解決しそう!
- この記事、役に立ちそう!
と思ってもらえるタイトルとする必要があります。
2.アイキャッチ画像
アイキャッチ画像もタイトルと同様、読者が記事を読むかどうか判断する材料になります。
なので、アイキャッチ画像は記事の内容に沿った、読者の目を引く画像を選びましょう。
アイキャッチ画像は、「Canva」というデザインツールを使うと簡単に作成出来ます。
「Canva」は無料でも使えますので、ぜひ活用してみて下さい。
3.導入文
導入文はリード文とも言われます。
読者は、導入文を読んで次のようなことを判断します。
- この記事は読む価値があるか?
- この記事を読むことで悩みが解決出来るか?
読者が記事から離脱しないような導入文にする必要があります。
そのためには、次の項目をしっかりと伝える事が重要になります
- この記事を読無と、こんな悩みが解決できる。
- この記事を読むと、こんなメリットが得られる
4.本文
本文は記事のメインの部分になります。
読者は記事をはじめから最後まで全部読んでくれるわけではありません。
あなたも、見出しを見て気になる部分を斜め読みすることが多いのではないでしょうか。
なので、見出しを読めば本文に何が書いてあるのかが分かるような表現にしておきましょう。
5.まとめ文
まとめ文には、記事の中から伝えたいポイントを再度伝えて、読者の記憶に残るようにすることが目的の1つです。
そして、次のアクションを取ってもらうよう誘導するという目的もあります。
例えば、「関連記事を読んでもらう」、「収益記事を読んでもらう」という行動へと誘導するわけです。
まとめ文がないと、読者はなんとなく尻切れトンボのようなイメージを持ってしまいます。
記事全体を引き締めるためにも、まとめ文をしっかり書きましょう。
以上が、記事は5つの要素で構成されるというお話でした。
記事構成とは?
記事構成とは、上記で説明した「タイトル」「導入文」「本文」「まとめ」をスムーズに書くための『設計図』のことを言います。
具体的には、下記のような手順で進めます。
- 事前準備(キーワード決め、ターゲットとなる読者設定)
- ニーズの洗い出し
- ニーズの解決策検討と見出しの作成
- タイトル・導入文・まとめの作成
記事構成が必要なわけ
では、そもそもなぜ記事構成が必要なのでしょうか?
項目に漏れがないか確認出来る
第一に、記事構成を作成することで、以下の項目に漏れがないかどうかを確認することが出来るからです。
- キーワードから発想される悩みに答える記事になっているか
- 読者にとって分かりやすい記事になっているかどうか
- 記事全体のつじつまが合っているかどうか
検索エンジンに上位表示される可能性も・・・
また、キーワードから発想される悩みにしっかりと答えているので、検索エンジンからも評価されることになります。
その結果、検索エンジンで上位表示されることも夢ではありませんよ。
スムーズに記事の執筆ができる
そして、記事構成を作っておけば、
- 記事がまとまらない
- 記事がスムーズに書けない
ということもなくなり、スムーズに記事が書けます。
記事構成を作ることは手間と時間がかかりますが、上記のようなメリットがありますので、記事を執筆する前には必ず作るようにしましょう!
記事構成の4つの作成手順
記事構成の流れは以下のようになります。
記事構成の流れ
1.事前準備
- メインキーワードを決める
- ターゲットとなる読者を設定する
2.ニーズの洗い出し
- 読者の悩みを抽出する
- 検索上位記事を分析する
- 解決すべきニーズを洗い出す
3.見出しの作成
- ニーズの解決策を検討する
- 解決策を元に見出しを作成する
- 見出しごとに伝える情報をコメントする
4.タイトル、導入文、まとめ文の作成
- タイトルの作成
- 導入文の作成
- まとめ文の作成
なお、私は記事構成を作成する際はエクセルシートを利用しています。
今回の記事構成用として作成したワークシートをご用意しました。
実際に内容の記載したものとテンプレートをご用意しましたので、参考・活用して下さい。
それでは、上記手順を以下に深掘りしていきます。
記事構成作成手順①_事前準備
まず始めに、記事構成の準備段階で記事のベースとなるメインキーワードとそのキーワードを検索する読者を設定します。
メインキーワードを決める
記事構成を作成する前にはメインキーワードを決めましょう。
キーワードを決めないと、記事構成が作成できないからです。
ブログを設計する段階で、記事にしたいキーワードを抽出していますよね。
この中から決めれば大丈夫です。
因みにこの記事のキーワードは「ブログ 記事 構成」です。
「キーワードはどういう手順で決めるの?」と疑問に思ったあなたは、以下の記事を参考にして下さい。
ターゲットとなる読者を想定する
記事の元になるキーワードを決めたら、そのキーワードを検索すると思われる読者を想定します。
悩みは人によって違います。
読者を明確に想定することで、悩みや疑問をイメージしやすくなります。
ターゲットを「過去の自分」「家族」「親しい友達」にすることで、悩みや疑問をイメージしやすくなりますので、オススメです。
この記事では、ターゲットを以下のように設定しました。
- ブログを始めて半年程度。記事作成がはかどらず、やっと25記事完成
- 60代のサラリーマン。定時に帰れるので比較的時間には余裕がある
- ビジネス文書には慣れているが、そもそも、文章作成には苦手意識を持っている
- パソコン、スマホなど新しいガジェットには興味がある
記事構成作成手順②_ニーズの洗い出し
読者の悩み(ニーズ)を抽出
まず始めに、設定したターゲットがどんな悩み・疑問を持ってそのキーワードを検索したのかを検討します。
自覚している悩み(顕在ニーズ)だけでなく、読者が、気が付いていない潜在ニーズもあぶり出すことがポイントいになります。
なぜ → なぜ → なぜ・・・と、顕在ニーズを深掘りしていくことで、潜在ニーズをあぶり出すことができますよ。
例えば
- 「記事構成の手順を知りたい」 → 「それは、なぜ?」
- 「読者に分かりやすい記事にしたい」 → 「それは、なぜ?」
- (潜在ニーズ)「検索上位に表示されたい」
ニーズの検討は記事の善し悪しをきめる大事な作業なので、多少時間をかけて検討してみて下さい。
検索上位記事を分析する
同じキーワードで検索し、上位に表示されるサイトの分析をします。
上位に表示される記事は、「検索エンジンに評価されている」=「読者のニーズを解決できている可能性が高い」と言えます。
なので、上位に表示される記事がどんなニーズを抽出し解決しようとしているかを分析することは、記事を執筆する上で参考になります。
検索上位記事を分析してやるべきことは、以下の2点になります。
- 検索上位記事が共通して取り上げているニーズ(悩み)がないかどうか確認しましょう。共通項目は記事の中で必須で取り上げるべき項目です。あなたの記事でも是非取り上げるようにして下さい。
- 上位記事分析をすると、あなたが見落としているニーズを発見することができます。ニーズを網羅することで、読者があなたのブログ記事から離脱してしまうことを防ぐことができます。
この記事で作成した検索上位記事の分析資料は次の通りです。私の場合は5位までの記事を分析することにしています。
検索上位記事の分析資料の作成手順は次の通りです。
検索上位記事の分析手順
- タイトル、URLを書き出します
- 見出しを書き出します
- 見出し、記事を読んで満たしているニーズを書き出します
- ライバル記事で満たせていないニーズを書き出します
- 参考にしたい部分など気になる点をコメントします
次に、検索上位記事の分析のコツについてもご紹介します。
1.見出しを見れば満たしているニーズが判断出来る
見出しの作り方のところでも説明しますが、見出しをみれば解決しようとしているニーズが見えてきます。
例えば、「そもそも、記事構成とは」という見出しがあれば、その部分には「記事構成について知りたいというニーズに対しての解決案が書いてある・・・という感じでニーズを書き出していきます。
2.見出しの抽出に便利な「見出し抽出」機能を活用
見出しの抽出には「ラッコキーワード」の「見出し抽出」機能がとても便利です。
ラッコキーワードはこちらからどうぞ
利用方法は次の通りです。
ラッコキーワードのサイトへ行き
①プルダウンで「見出し抽出」を選択
②検索窓にキーワードを入力
③めがねマークをクリックします
上位記事が20件表示されますので、右上の「CSVダウンロード」をクリックします。
シンプル版をダウンロードします。
見出し抽出機能を使用すると、タイトル、URL、ディスクリプション、見出しをワークシートとして保存することができますよ。
手書きで作成するよりも効率的に見出しを拾えますので、あなたも使ってみて下さい。
解決すべきニーズを決定する
ライバルとなる検索上位記事を分析することで、解決すべきニーズが他にもあることに気付きます。
- 検索上位記事に共通して取り扱っている悩み・ニーズ
- 自分では気がつかなかった悩み。ニーズ
そこで、ライバル記事を分析した結果、自分に不足すると判断したニーズを加えて、「解決すべきニーズ」を最終決定します。
不足するニーズを加えることで、ニーズを網羅することができ、より読者のための記事が書けるようになります。
この記事の解決すべきニーズは下図のように設定しました。
記事構成作成手順③_見出しの作成
次に、見出しを作成する作業に移ります。見出しを作成する手順は次の通りです。
見出しを作成する手順
- 抽出したニーズを満たす解決策を検討する
- 解決策から見出しを考える
- 読者に伝えたいことを検討する
上記の手順を深掘りしていきましょう。
抽出したニーズを満たす解決策を検討する
抽出したニーズの解決策を考えましょう。下図のように抽出したニーズの隣に解決策を書いていきましょう。
この記事では解決策を下図のように設定しています。
解決策から見出しを考える
次に見出しを検討します。
なお、前工程で検討した解決策は、必ずスムーズに読み進められるように並び替えておきましょう。
並び替えた解決策に沿って見出しを作っていきます。
見出しを作る上での注意事項は次の通りです。
- WordPressの見出しはh2→h3→h4と順番に使いましょう
- h2見出しにはキーワードを入れるようにしましょう
- 見出しを見れば何が書いてあるのかが分かるようにしましょう
読者に伝えたいことを検討する
次に、見出しごとに読者に伝えたいことを考えます。
読者に伝えたいことを考えてコメントを残すことで、実際に記事を書く段階でスムーズに執筆出来るからです。
もし、伝いたいことがいくつか出てきた場合には、見出しを増やすことも検討しましょう。1つの見出しで書く文章は4~5行が目安です。
この記事では、見出しと読者に伝えたいことを下記のようにまとめました。
記事構成作成手順④_タイトル、導入文、まとめ文の作成
見出しまで作成したら、タイトル、導入文、まとめ文を検討します。
タイトルの検討
タイトルの役割は、読者を引きつけ記事を読ませることにあります。
『この記事を読めば悩みが解決しそう!』『この記事、役に立ちそう!』
と読者が感じるタイトルとする必要があります。
そのようなタイトルにするための、タイトルを考える上でのポイントをご紹介します。
- キーワードを必ず入れる
- 記事の対象者が分かる表現を入れる
- 記事を読むことで得られる効果を書く
- 30文字以内にする
- 数字を入れるようにする
作成した見出しを俯瞰ながら上記のポイントを加味して、読者が読みたくなるようなタイトルをつけましょう。
タイトルの付け方については下記でより詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!
導入文の作成
タイトルを作成したら、導入文を作成します。
導入文は重要です。なぜなら、たった数行で読者を引きつけ本文へと引き込む必要があるからです。
そんな魅力的な導入文を作成するポイントをご紹介します。
- この記事でどんな悩みが解決できるかを伝える
- 解決策が記載されていることを伝える
- 解決出来る根拠を伝える
- 読んだ後どんなことが得られるかを伝える
書き出しについては下記でより詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!
まとめ文の作成
最後に記事を振り返りまとめの文章を書きます。
ここでは記事の大事なポイントを要約して、記憶にとどめてもらう必要があります。
さらに、読者にあなたが望む行動をとってもらえるよう、リンクを張ったりします。
具体的には、「この記事も参考になりますよ」「この商品はあなたの悩みを解消してくれますよ」という感じです。
まとめ文作成のポイントを以下にご紹介します。
- 記事ポイントを箇条書きで要約する
- 記事を読んだ後にどうして欲しいか伝える(関連記事のリンク、商品の紹介、など)
- 短い文章でまとめる
この記事のタイトル、導入文、まとめ文は以下のように設定しました。
記事構成の作成上の注意事項
記事構成を作成する上で意識すべき事項を説明します
ターゲットとなる読者をリアルにイメージする
記事の肝は、キーワード検索する読者がどんな悩みを持っているのかを正確に把握することです。
正確に悩みを把握するためにはリアルに読者をイメージする必要があります。
リアルにイメージするには「過去の自分」、「家族」、「親しい友人」などを読者に設定する方法がオススメです。
悩み・ニーズのあぶり出しには時間をかけよう
キーワードを検索する読者がどんな悩みを持っているかについては、読者が気づいている悩み(顕在ニーズ)だけでなく、自覚していない潜在ニーズも掘り起こす必要があります。
潜在ニーズの掘り起こすのには手間と時間がかかりますが、じっくりと腰を据えて取り組みましょう。
また、検索上位記事の分析も、自分の捉えきれない悩み・ニーズを補足する手段になりますので、手を抜かずに取り組んで下さい。
読者が理解しやすい文章を心がけましょう
記事の中ではできる限り分かりやすい文章にしましょう。
専門用語ばかり並んでいると、読者は記事から離脱してしまう恐れがあります。
専門用語はできる限り使わず、もし使うとしても必ず説明を入れて使うようにしましょう。
読者が読みやすい流れを考えましょう
読者が読みやすいように基礎知識を最初に説明しましょう。
この記事で言うと、「記事構成とは」「記事構成の重要性」といった項目です。
記事構成が何かを知らずに記事構成の手順を読んでも、文章の意味が分からずスムーズに読み進めることができません。
なので、記事構成を作る際は最初に基礎知識を説明する項目を入れるようにしましょう。
記事構成に沿って記事を執筆
ここまでで記事構成が完成したので、記事構成に沿って記事を執筆します。
見出しの作成とともに、その見出しで伝えたいことをリストアップしてありますので、それに沿って記述していきましょう。
本文を作成する上でぜひ使って欲しいテンプレートとしてPREP法があります。
PREP法
- POINT(結論)
- REASON(理由)
- EXAMPLE(具体例)
- POINT(再度結論)
PREP法は伝えたいことを説得力ある流れで説明するテンプレートです。
具体的には以下のように使用します
POINT(結論)
最初に結論を持ってくることで、一気に読者の注意を引きつけます。
<具体例>
PREP法という文章構成のテンプレートを使うと誰でもスピーディーに説得力のある文章が書けます。
REASON(理由)
読者は結論を聞いてその理由を聞きたくなります。そこで、結論の後に理由を書くことで、読者に「なるほど~」と思わせることができ、スムーズに文章を読ませることができます。
<具体例>
なぜならPREP法は穴埋め形式のテンプレートに当てはめるだけだからです。
EXAMPLE(具体例)
さらに具体例を提示することで、その結論に至った理由が理解出来る訳です。
<具体例>
伝える事が苦手な人は、どんな順番で何から説明したらいいか知りません。PREP法を使うと、結論・理由・具体例・の3つをテンプレートに当てはめるだけでわかりやすい文章を書くことができます。
POINT(再度結論)
そして、再度結論を伝える事で伝えたいことを読者の記憶に残すことができます。
<具体例>
だから、PREP法という文章構成のテンプレートを使うと誰でもスピーディーに説得力のある文章が書けるのです。
このようにして、PREP法を使うとスピーディーに文章を作成できるばかりでなく、説得力のある文章を書くことができます。
かならずしも「全ての文章にPREP法を当てはめなくてはいけない」というわけではありませんので、記事の流れに合わせて使ってみて下さい。
PREP法を解説した記事はこちらになります。合わせてご覧下さい。
まとめ
上記で紹介した記事構成の作成手順に沿って作業を進めることで、読者に読んでもらえる記事を、スムーズに執筆出来るようになります。
ここで再度手順を確認しましょう。
記事構成の作成手順
1.事前準備
- メインキーワードを決める
- ターゲットとなる読者を設定する
2.ニーズの洗い出し
- 読者の悩みを抽出する
- 検索上位記事を分析する
- 解決すべきニーズを洗い出す
3.見出しの作成
- ニーズの解決策を検討する
- 解決策を元に見出しを作成する
- 見出しごとに伝える情報をコメントする
4.タイトル、導入文、まとめ文の作成
- タイトルの作成
- 導入文の作成
- まと文文の作成
最初は記事構成を作成するのに時間がかかると思います。
でも、何回も作成するうちに作成するコツが分かってきますので、焦らずじっくりと取り組んでみて下さい。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。